90分かけて書いた日記が404でバイバイ。悲しい。でも懲りずに書く。
今度はちゃんとメモ帳経由。
The Rockはよく、強いカードを順番にブチ込んだデッキと言われます。
確かにそうかもしれません。
じゃあ、それで組んでみてください。
レシピだけが強そうな紙の束が出来上がります。
The Rockの組み方は、一言で言えば
「レシピの最初に書く4枚」で決まります。
例えば、《極楽鳥/Birds of Paradise》から始めましょう。
《極楽鳥/Birds of Paradise》が4枚
⇒《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》
2Tに出てくる5/5、鳥も晴れてアタッカーという最高の相棒です。
⇒《花の壁/Wall of Blossoms》
2マナ4/4キャントリップ生物。ビートダウンがビタ止まり。
⇒《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
もう要らない鳥、ブロッカーたりえなくなった壁、2枚目を引いたドランに。
⇒《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2T鳥セラピーFBという流れが可能に。2マナ生物を増量する。
この流れの中に出てこないのは、
《闇の腹心/Dark Confidant》と《永遠の証人/Eternal Witness》。
どちらもパワーが何故か2あるのが強さの秘訣なので、ドランを柱にすると入れ辛くなります。
続けます。
⇒軽量生物が多くなった
⇒《破滅的な行為/Pernicious Deed》を入れ辛い
⇒軽量除去や十手を数枚追加することに
ということで、デッキが出来上がっていきます。
先のオールナイトチームレガシーでは、
《きらめく願い/Glittering Wish》を採用することで
《闇の腹心/Dark Confidant》《永遠の証人/Eternal Witness》の続投を可能にしました。
シナジー特化するならば、ボブは採用されなかった事でしょう。
この構築法はFiresに非常に似ており、コイナガさんが此方を選んだのも非常に自然な話です。
では、前回のアリーナでのバージョンは何から始めたのか。
答えは《闇の腹心/Dark Confidant》です。
《闇の腹心/Dark Confidant》を4枚からスタート
⇒1T前方確認を増量したいので《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を採用
⇒囲いからのボブと同じ効果が2Tに出せるように、1Tアクション《極楽鳥/Birds of Paradise》採用
⇒序盤の軽量スペル増量により、《永遠の証人/Eternal Witness》が強い
⇒この2種採用により、《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》は抜ける
⇒かわりに《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》が入る
⇒結果、《破滅的な行為/Pernicious Deed》を減らす必要が無くなる
⇒デッキカロリーは高めになるので、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》は必要
皮肉な事に、スーサイドクリーチャー・ボブからスタートした構築は
アドバンテージを徹底的に取る中速コントロールに仕上がりました。
自分がどこから始めたいのか。
それを明らかにすればデッキが勝手に構築されていきます。
他のデッキのようにシナジーこそ多くありません。
何故ならそういったデッキのようなOne for All精神は無く、
ひたすら「このカードの強さを最高に引き出すために」という思考で組まれていくのがThe Rockです。
レシピだけ見れば殆ど同じのデッキでも、
自分で組んで回さなければ正しい動きはしないのがこのデッキの面白みでもあります。
そしてシナジーが短距離型だからこそ、1枚1枚にそれなりの実力が求められるのです。
The Rockは強いカードの寄せ集め、ではなくて、
強いカードの寄せ集めでなければThe Rockというアーキタイプは成立しないという逆の理論だと思うわけです。
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》はそんなThe Rockの短距離型シナジーが最も濃密に絡み合う部分だけを抽出してくるカードです。
Gifts Rockというデッキが成立しうるのもちゃんとこういう背景あってこそなのでしょう。
かなり短縮しましたが、こんなところでした。
今度はちゃんとメモ帳経由。
The Rockはよく、強いカードを順番にブチ込んだデッキと言われます。
確かにそうかもしれません。
じゃあ、それで組んでみてください。
レシピだけが強そうな紙の束が出来上がります。
The Rockの組み方は、一言で言えば
「レシピの最初に書く4枚」で決まります。
例えば、《極楽鳥/Birds of Paradise》から始めましょう。
《極楽鳥/Birds of Paradise》が4枚
⇒《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》
2Tに出てくる5/5、鳥も晴れてアタッカーという最高の相棒です。
⇒《花の壁/Wall of Blossoms》
2マナ4/4キャントリップ生物。ビートダウンがビタ止まり。
⇒《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
もう要らない鳥、ブロッカーたりえなくなった壁、2枚目を引いたドランに。
⇒《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2T鳥セラピーFBという流れが可能に。2マナ生物を増量する。
この流れの中に出てこないのは、
《闇の腹心/Dark Confidant》と《永遠の証人/Eternal Witness》。
どちらもパワーが何故か2あるのが強さの秘訣なので、ドランを柱にすると入れ辛くなります。
続けます。
⇒軽量生物が多くなった
⇒《破滅的な行為/Pernicious Deed》を入れ辛い
⇒軽量除去や十手を数枚追加することに
ということで、デッキが出来上がっていきます。
先のオールナイトチームレガシーでは、
《きらめく願い/Glittering Wish》を採用することで
《闇の腹心/Dark Confidant》《永遠の証人/Eternal Witness》の続投を可能にしました。
シナジー特化するならば、ボブは採用されなかった事でしょう。
この構築法はFiresに非常に似ており、コイナガさんが此方を選んだのも非常に自然な話です。
では、前回のアリーナでのバージョンは何から始めたのか。
答えは《闇の腹心/Dark Confidant》です。
《闇の腹心/Dark Confidant》を4枚からスタート
⇒1T前方確認を増量したいので《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を採用
⇒囲いからのボブと同じ効果が2Tに出せるように、1Tアクション《極楽鳥/Birds of Paradise》採用
⇒序盤の軽量スペル増量により、《永遠の証人/Eternal Witness》が強い
⇒この2種採用により、《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》は抜ける
⇒かわりに《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》が入る
⇒結果、《破滅的な行為/Pernicious Deed》を減らす必要が無くなる
⇒デッキカロリーは高めになるので、《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》は必要
皮肉な事に、スーサイドクリーチャー・ボブからスタートした構築は
アドバンテージを徹底的に取る中速コントロールに仕上がりました。
自分がどこから始めたいのか。
それを明らかにすればデッキが勝手に構築されていきます。
他のデッキのようにシナジーこそ多くありません。
何故ならそういったデッキのようなOne for All精神は無く、
ひたすら「このカードの強さを最高に引き出すために」という思考で組まれていくのがThe Rockです。
レシピだけ見れば殆ど同じのデッキでも、
自分で組んで回さなければ正しい動きはしないのがこのデッキの面白みでもあります。
そしてシナジーが短距離型だからこそ、1枚1枚にそれなりの実力が求められるのです。
The Rockは強いカードの寄せ集め、ではなくて、
強いカードの寄せ集めでなければThe Rockというアーキタイプは成立しないという逆の理論だと思うわけです。
《けちな贈り物/Gifts Ungiven》はそんなThe Rockの短距離型シナジーが最も濃密に絡み合う部分だけを抽出してくるカードです。
Gifts Rockというデッキが成立しうるのもちゃんとこういう背景あってこそなのでしょう。
かなり短縮しましたが、こんなところでした。
コメント
発想屋さんだね~
→滋養ワームコンボ
→ワームが滋養でしか生きないのはイヤ
→大祖師・カカシキングと交換
→ワーム枠が赤くなったことで社長が実践度を試してくれたバーニングバーサーカも仕込めるぜ
→0マナクリーチャーは弱者選別とも噛み合って超便利
→むしろメインはムルタニ・ストームにしてしまう。
→サイド後、Lichに化けるトンでもデッキに
結論:ANTには死んでも靡かない。
どっちが簡単??
つまりそういうことですよね。
ロックはディードと名誉回復のために組んでると考えていましたww
極楽鳥を採用しなければ強迫って感じですかね?
独楽は2枚で十分なのでしょうか?
自分で考えたりしないの?
The Rockに《変身/Polymorph》入れないんすか?
家のカード整理してたら、ミラージュ版が奇跡的に出てきましたw
診断スレ行け
Settler「君、土地詰まるのうまいね?土地事故屋さんだね?」
>自決さん
⇒むしろ まで読んだ
>鎌田さん
どういう…ことなの…
青い話は分かりません。
>Rock大好きさん
《強迫/Duress》は弱すぎます。アンチコンボカードと言い切っていいぐらいです。
多分どうしても入れたいなら《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》の方が…というぐらい。
独楽は3入れたいですけど、引ければいいのでギリギリ2に。
スロット割いてまで入れるのは本末転倒です。
>ななしさん達
まぁ、穏便に。
診断スレでやたらRockとPOXに力入れてる奴が居たら僕です。
>コイナガさん
《変身/Polymorph》最高ですよね。
何か、緑の昔のカードにアレの下位互換があるらしいですよ。
ダブルシンボルな上に破壊じゃなくて「生贄」で自分にしか撃てないとかいう。
それでいて呼べるのが緑限定とかもう(笑)
今度ストレージで見つけたらネタで買ってあげましょうか。
確か名前はNaturalなんちゃらとかいう…