人は苦しまねばならぬ。
と、いうことでさんざん言われた事ですが今回遂にリアルロック卒業を果してきました。
あと各所で言われましたが、僕はThe Rockの人と呼ばれる事を心底誇りに思ってるし、「Rockを捨てた」と言われる事もなんかしてやったりな気持ちです。
全然嫌な気はしてませんので、あしからず。
そもそもThe Rockを使い始めたのって、回りに誰も使う人が居なかったからなんですよ。
そりゃまぁ黒コン→黒緑コン→黒緑白コンというMy 系譜のせいでもありますが、
長く使えたのは自分がパイオニアになれるという気持ちからでした。
Deck Checkを見て試行錯誤してた日々ですが、最後の方は
「俺だけの正解はどこかの誰かが何かに勝って残したリストにゃ載ってねえ」
と開き直って我道を進めてたんで良かったんじゃないかな、と。
で、時は流れ、Rock道を進み続けて1年半。時代は変わります。
それまでのThe Rockの立ち位置は
・コンボ
・ビートダウン
・クロックパーミ
の内コンボには徹底的に弱いけど、残りの二者には勝てるというものでした。
が、雲行きは怪しくなり始めます。
コントロールを倒す手段として、クロックパーミが土地破壊を主軸に据え、
カナディアン・スレッショルドやチーム・アメリカが登場します。
この時期がちょうど成長期だったせいか、必死に土地を伸ばすプレイを練習し
いつの間にか「土地並べに定評のあるりょーちん」的な謎のキャラになってしまいます。
(末期症状:4Tには確定森森沼平地、ドラゴンストンピィはお客さん)
しかし、今度こそThe Rockの終焉がやってくる。
それは他でもなく、「CTGプレイヤーの成熟」でした。
白スレショ時代や、ポッと出の頃は「3マナが多いだけ有利」とか言われてましたが、本当は「3だけ止めればただのマグロ」だったのです。
それに多くのプレイヤーが気付き、というか自分自身も「The Rock戦は3を上にキープし続けるゲーム。ベーラプのボブは3マナを見つけるための生物で、Aggro Loamで言うとロームを探す田舎みたいなもん」だの触れて回ります。
そしてCTGが日本のトップメタになり…The Rockは終わりました。
いつの時代にもあり続けるトップメタじゃんけんのクロックパーミ枠に勝てなくなり、The Rockは単なるビートへのアンチデッキになり下がりました。
僕とThe Rockの旅路も、2009年の終わりと共にあっけなく終わりを告げます。
そして、The Rockをふらりと捨てる事が出来たのは、誰よりもこのデッキが好きだったからに他ありません。
例えばさ。
大好きな人が風邪を引いた時、なんていうか考えてみて欲しい。
「でも好きだから一緒に出かけよう」なんて言うかと。
それで風邪を悪化させて
「彼女の服装をもっと温かくすればこんなことにならなかったのに…よし、次はカイロを大量に仕込ませて一緒に出かけよう」
で、次に
「こんなに温かい恰好で連れ出したのにまた寝込んじゃった。なんでだろうなぁ。まぁ、次は大丈夫だろう」
こうなったらきっと、デッキ愛をこじらせたパターン。
「風邪がすっかり治ったら、その時はまたデートしよう」
とか言うトコじゃないの。
だから今はゆっくり休んでて、とかさ。
だから、だ。
「メタがすっかり回ったら、その時はまたディードしよう」
と、いうことでさんざん言われた事ですが今回遂にリアルロック卒業を果してきました。
あと各所で言われましたが、僕はThe Rockの人と呼ばれる事を心底誇りに思ってるし、「Rockを捨てた」と言われる事もなんかしてやったりな気持ちです。
全然嫌な気はしてませんので、あしからず。
そもそもThe Rockを使い始めたのって、回りに誰も使う人が居なかったからなんですよ。
そりゃまぁ黒コン→黒緑コン→黒緑白コンというMy 系譜のせいでもありますが、
長く使えたのは自分がパイオニアになれるという気持ちからでした。
Deck Checkを見て試行錯誤してた日々ですが、最後の方は
「俺だけの正解はどこかの誰かが何かに勝って残したリストにゃ載ってねえ」
と開き直って我道を進めてたんで良かったんじゃないかな、と。
で、時は流れ、Rock道を進み続けて1年半。時代は変わります。
それまでのThe Rockの立ち位置は
・コンボ
・ビートダウン
・クロックパーミ
の内コンボには徹底的に弱いけど、残りの二者には勝てるというものでした。
が、雲行きは怪しくなり始めます。
コントロールを倒す手段として、クロックパーミが土地破壊を主軸に据え、
カナディアン・スレッショルドやチーム・アメリカが登場します。
この時期がちょうど成長期だったせいか、必死に土地を伸ばすプレイを練習し
いつの間にか「土地並べに定評のあるりょーちん」的な謎のキャラになってしまいます。
(末期症状:4Tには確定森森沼平地、ドラゴンストンピィはお客さん)
しかし、今度こそThe Rockの終焉がやってくる。
それは他でもなく、「CTGプレイヤーの成熟」でした。
白スレショ時代や、ポッと出の頃は「3マナが多いだけ有利」とか言われてましたが、本当は「3だけ止めればただのマグロ」だったのです。
それに多くのプレイヤーが気付き、というか自分自身も「The Rock戦は3を上にキープし続けるゲーム。ベーラプのボブは3マナを見つけるための生物で、Aggro Loamで言うとロームを探す田舎みたいなもん」だの触れて回ります。
そしてCTGが日本のトップメタになり…The Rockは終わりました。
いつの時代にもあり続けるトップメタじゃんけんのクロックパーミ枠に勝てなくなり、The Rockは単なるビートへのアンチデッキになり下がりました。
僕とThe Rockの旅路も、2009年の終わりと共にあっけなく終わりを告げます。
そして、The Rockをふらりと捨てる事が出来たのは、誰よりもこのデッキが好きだったからに他ありません。
例えばさ。
大好きな人が風邪を引いた時、なんていうか考えてみて欲しい。
「でも好きだから一緒に出かけよう」なんて言うかと。
それで風邪を悪化させて
「彼女の服装をもっと温かくすればこんなことにならなかったのに…よし、次はカイロを大量に仕込ませて一緒に出かけよう」
で、次に
「こんなに温かい恰好で連れ出したのにまた寝込んじゃった。なんでだろうなぁ。まぁ、次は大丈夫だろう」
こうなったらきっと、デッキ愛をこじらせたパターン。
「風邪がすっかり治ったら、その時はまたデートしよう」
とか言うトコじゃないの。
だから今はゆっくり休んでて、とかさ。
だから、だ。
「メタがすっかり回ったら、その時はまたディードしよう」
コメント
まぁ、全てはそこだよねー。
そのデッキがトップに居る限り、RockやLoamは不利を被らざるを得ないし。
一瞬の隙を突けて、且つ通り抜けないといかんしね~。
色々難しいところがありマウス。
もともとクロックパーミ大好きっ子だった私がロックに目覚めたのは
このブログを読んでた事が大きかった気がします
(まぁ元々は面白い文章書く人だなーと思って見てただけなのですが)
〆カッコよすぎて泣いた
目から水がブッパ1秒前!とか思いながらスクロールしたら、口から野菜ジュースブッパしますた。
真面目なことも呟いておきますと、彼女が病気になった例えで、なんだか自分の中の憑き物が落ちた感じです。
とはいえ僕の彼女は今はピンシャンしてるので、僕はまだしばらくマイウェイしてきます。
CTGに対する回答がグリップと津波(大真面目に)しかないと分かった上で勝てないなら仕方のない事です。
大好きなRockがこれ以上勝てない姿を見るのも忍びないですし。
>岩手県民さん
ひみつを見てないとただの美談なのでご注意。
>ななしさん
それは僕のおつゆです。
>zaitakuさん
これからは《滅び/Damnation》の時代です。多分。
>774さん
そういう、誰かのきっかけになれた事で、自分の歩いてきた道も無駄な物じゃなかったと思える事が幸せです。
>へぎーさん
じゃあ次は《スークアタの火渡り/Suq’Ata Firewalker》を使って貰おうかしら…
僕の場合色々使いたくなって困ります…