My Fires will be Your Fires
2011年1月11日 MTG【レガシー】 コメント (2)まぁ、突然「黒緑の化身」と言われた程のBGオタクの僕が似つかわしくないタイトルの日記を書いた事に疑問符を浮かべる人も多いと思う。
まぁ、マナブーストからデカブツで殴るっていう挙動自体は本当に大好きで、
先日新調したドランカラーのEDH(ジェネラル?何それ?)も
《探検/Explore》
《耕作/Cultivate》
《原始のタイタン/Primeval Titan》
をぶっぱなすだけのスパイク・デッキになったわけなんだが。
(見覚えがあるデッキだって?そこからサバイバル⇒霊体の先達⇒イオナと動くパターンは見たことあるかい?)
閑話休題。
何で突然FIRESの話を(しかもかの有名な記事をパクってまで)書いたのかというと、一部の人は知っている通り、記念すべき事に会社の友人が10年の時を超えてMTGの世界に復帰を果たしたからだ。
(去年に続き二人目だ!)
彼が持ってきた埃まみれのデッキは、まぁ誰もが通った道…要はステロイドだ。
ラノワールのエルフやらリバー・ボアを並べて稲妻を打ちながら戦うアレだね。
しかしまぁ、これが今のレガシーで通用する訳もなく、改良に改良を重ねた結果、はびこるデカブツ達を排除するためにStPをタッチし、更には《野生のナカティル/Wild Nacatl》と各種デュアルランドのシナジーを活用したBRWカラーの高速ビートダウンを作り上げたわけだ。斬新だろう?
勿論アタッカーは環境最大の生物、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》だ。
と、笑いづらい話は置いといてだ。
僕は彼の持ってきたステロイド・デッキを(安価で)組みなおす為に腐心した。
一度は《感電破/Galvanic Blast》と《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade》でビートダウンする赤緑金属術なんていう、どこぞのドラフト・デッキみたいなものまで作ってしまう有様。
これがまぁ意外と強くて嫌いではなかったんだが、やっぱり原型と彼の懐かしい思い出を尊重したい。
となれば、答えは一つだ。
8枚のマナ・クリーチャーからテンポ良く軽量大型生物を展開し、
スピーディーに相手を打倒する名作…FIE|RESに至るまで時間はかからなかった。
安く、強くをモットーに出来上がったデッキは以下の通りだ。
現環境でも《ブラストダーム/Blastoderm》は非常に優秀だ。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》の基本サイズに勝てるのが最大のポイントだね。
2マナ域は不要、という結論は10年前に確たるものとされてしまっているが、
試しに入れた《森のレインジャー/Sylvan Ranger》は非常にいい仕事をしてくれた。
2ターン目にFiresをセットして…という流れが在りし日程に強いものではなく、
むしろ息切れしない様にコンスタントに攻めることを重視したかったので、
それらの息継ぎが出来るマナ域、つまり4マナに到達するための潤滑油として非常にいい感触を与えてくれた。
…が、何度僕のデッキと戦っても彼は勝てない。
ほぼ初心者でありながら、稲妻を匂わせてアタックをしかけてくるあたり中々どうして曲者なのだけれど、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が10/10で仁王立ちしているだけで《ブラストダーム/Blastoderm》は静かに場から消えてしまう。
そこで、先ほど好感触だった《森のレインジャー/Sylvan Ranger》と合わせて、
デッキにさらに手を加えることにした。
まずは環境最強の3マナクリーチャーの一人である月メイガスをメインに。
そして4マナへのカギとなる《森のレインジャー/Sylvan Ranger》を4枚にし、
新たな4マナ域である《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》を追加した。
コイツはなかなかやってくれる様で、巨大な騎士をどかすだけでなく、ダメージにも変換してくれるナイスガイだ。
これで殴りに行ける連中の頭数が増えたところで、使い勝手の悪い《稲妻/Lightning Bolt》を解雇して、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》に変更した。
レインジャーでチャンプアタックすれば、次のターンからは血編みですら7/6という寸法だし、トロールに付いたときの厄介さは言うまでもない。
あとはサイドボードにレガシープレイヤーの嗜みこと
《クローサの掌握/Krosan Grip》
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
あたりをつっこみ、彼が再開したマジックを滅殺というトラウマでまた閉じてしまわぬよう《赤霊破/Red Elemental Blast》も投入。
空いた所には何かと鬱陶しいエルズペスや平和の番人を排除するための《Anarchy》を投入した。
ちなみにフェッチランドが入っていないのは単に高かったというわけではなく、
水没やもみ消しといったテンポ・カードへのささやかな抵抗のつもりだ。
こんな感じで古い名作を今一度いじくり倒すのは実に楽しい事だ。
きっと今まで復活させようとして諦めてきたカウンターポストや香港型黒ウィニーの残骸たちも草葉の陰から応援してくれていると思う。
まぁ、マナブーストからデカブツで殴るっていう挙動自体は本当に大好きで、
先日新調したドランカラーのEDH(ジェネラル?何それ?)も
《探検/Explore》
《耕作/Cultivate》
《原始のタイタン/Primeval Titan》
をぶっぱなすだけのスパイク・デッキになったわけなんだが。
(見覚えがあるデッキだって?そこからサバイバル⇒霊体の先達⇒イオナと動くパターンは見たことあるかい?)
閑話休題。
何で突然FIRESの話を(しかもかの有名な記事をパクってまで)書いたのかというと、一部の人は知っている通り、記念すべき事に会社の友人が10年の時を超えてMTGの世界に復帰を果たしたからだ。
(去年に続き二人目だ!)
彼が持ってきた埃まみれのデッキは、まぁ誰もが通った道…要はステロイドだ。
ラノワールのエルフやらリバー・ボアを並べて稲妻を打ちながら戦うアレだね。
しかしまぁ、これが今のレガシーで通用する訳もなく、改良に改良を重ねた結果、はびこるデカブツ達を排除するためにStPをタッチし、更には《野生のナカティル/Wild Nacatl》と各種デュアルランドのシナジーを活用したBRWカラーの高速ビートダウンを作り上げたわけだ。斬新だろう?
勿論アタッカーは環境最大の生物、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》だ。
と、笑いづらい話は置いといてだ。
僕は彼の持ってきたステロイド・デッキを(安価で)組みなおす為に腐心した。
一度は《感電破/Galvanic Blast》と《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade》でビートダウンする赤緑金属術なんていう、どこぞのドラフト・デッキみたいなものまで作ってしまう有様。
これがまぁ意外と強くて嫌いではなかったんだが、やっぱり原型と彼の懐かしい思い出を尊重したい。
となれば、答えは一つだ。
8枚のマナ・クリーチャーからテンポ良く軽量大型生物を展開し、
スピーディーに相手を打倒する名作…FIE|RESに至るまで時間はかからなかった。
安く、強くをモットーに出来上がったデッキは以下の通りだ。
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
2《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4《ブラストダーム/Blastoderm》
4《皮背のベイロス/Leatherback Baloth》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》
2《怨恨/Rancor》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4《銅線の地溝/Copperline Gorge》
12《森/Forest》
2《山/Mountain》
現環境でも《ブラストダーム/Blastoderm》は非常に優秀だ。
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》の基本サイズに勝てるのが最大のポイントだね。
2マナ域は不要、という結論は10年前に確たるものとされてしまっているが、
試しに入れた《森のレインジャー/Sylvan Ranger》は非常にいい仕事をしてくれた。
2ターン目にFiresをセットして…という流れが在りし日程に強いものではなく、
むしろ息切れしない様にコンスタントに攻めることを重視したかったので、
それらの息継ぎが出来るマナ域、つまり4マナに到達するための潤滑油として非常にいい感触を与えてくれた。
…が、何度僕のデッキと戦っても彼は勝てない。
ほぼ初心者でありながら、稲妻を匂わせてアタックをしかけてくるあたり中々どうして曲者なのだけれど、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》が10/10で仁王立ちしているだけで《ブラストダーム/Blastoderm》は静かに場から消えてしまう。
そこで、先ほど好感触だった《森のレインジャー/Sylvan Ranger》と合わせて、
デッキにさらに手を加えることにした。
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon》
4《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
4《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
4《ブラストダーム/Blastoderm》
4《ヤヴィマヤの火/Fires of Yavimaya》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》
4《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
4《銅線の地溝/Copperline Gorge》
12《森/Forest》
2《山/Mountain》
まずは環境最強の3マナクリーチャーの一人である月メイガスをメインに。
そして4マナへのカギとなる《森のレインジャー/Sylvan Ranger》を4枚にし、
新たな4マナ域である《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol》を追加した。
コイツはなかなかやってくれる様で、巨大な騎士をどかすだけでなく、ダメージにも変換してくれるナイスガイだ。
これで殴りに行ける連中の頭数が増えたところで、使い勝手の悪い《稲妻/Lightning Bolt》を解雇して、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》に変更した。
レインジャーでチャンプアタックすれば、次のターンからは血編みですら7/6という寸法だし、トロールに付いたときの厄介さは言うまでもない。
あとはサイドボードにレガシープレイヤーの嗜みこと
《クローサの掌握/Krosan Grip》
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
あたりをつっこみ、彼が再開したマジックを滅殺というトラウマでまた閉じてしまわぬよう《赤霊破/Red Elemental Blast》も投入。
空いた所には何かと鬱陶しいエルズペスや平和の番人を排除するための《Anarchy》を投入した。
ちなみにフェッチランドが入っていないのは単に高かったというわけではなく、
水没やもみ消しといったテンポ・カードへのささやかな抵抗のつもりだ。
こんな感じで古い名作を今一度いじくり倒すのは実に楽しい事だ。
きっと今まで復活させようとして諦めてきたカウンターポストや香港型黒ウィニーの残骸たちも草葉の陰から応援してくれていると思う。
コメント
そこでズヴィが使ってたステロイドはどうだろう?
ああいうのを目指したんやけど、やっぱ5マナは規格外に重いってことで4で止めたわ。
《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》は唯一2枚くらなら入れてもいいかなと思った5マナ域。