Big Cup Legacy 2011-5月度
2011年5月21日 MTG【レガシー】 コメント (9)行ってきました。
平日レガシー等に参加出来ないので、新環境は今回が初めて。
Misstepの影響下での調整に不足を感じるも、自分の中である程度出ていた答えを信じてのDH。
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《思考囲い/Thoughtseize》
1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4《Hymn to Tourach》
4《名誉回復/Vindicate》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
2《Bayou》
3《Scrubland》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《Karakas》
1《Maze of Ith》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《森/Forest》
1《沼/Swamp》
1《平地/Plains》
SBs
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《根絶/Extirpate》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
4《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《蟲の収穫/Worm Harvest》
従来型からの変更点。
・名誉回復を3から4へ
MMs,Snareの増加を意識して、双方に引っかからない万能カードとしての
Vindicateを再評価。
全体的に環境がワンテンポ遅くなった、という意見も各所で見られたので、
ならば一手遅くて臍を噛むことが多かったこいつの4積みもアリかと。
・メインに残したコジレック、メインから消えたエルズペス
本来は初手に複数来たらダルいVindicateの代わりに投入された審問。
しかし実戦を重ねるうちに、8枚目のキープ基準は減量し得ないと感じた。
一方、増加が考えられる魚に対して弱いエルズペスは最早必要はなく、
StPも弾かれやすいとなると守り切れる自信がなかった。
実際には残しておいても良かったのかもしれないが、4枚目の名誉復活で
ムラの無い構成にしたかった。
・サイドの掌握
前日よっしーに「環境の変わり目に出てくる妙なデッキは大体置物依存」
という意見に納得したので。
・サイドの爆薬
魚、Zoo、Caw、CotV…
増加が懸念される多くの要因に対して強いカードであり、針ケアの為に
3枚目のDEEDの代わりとして。
辛酸を舐めさせられたPWに対しても、Mox-D経由で対応可能なのが◎
前置きが長くなりましたが以下レポ。
1戦目 Dragon Stompy/MUD
G1
後手1Tに月メイガス。
こちらは森Scrubタルモタルモ系のキープで、タルモを後続の呪文で育てながら殴っていくというプラン。
3枚目の土地が引けなくて動きが取れない所に《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》から感染コロッサス登場で投了。
G2
初動を潰す為に1マナハンデスは残して、BBの捻出が望めないHymnをout。
EEとGripを追加。
先手コジレックで見えたのは
《虚空の杯/Chalice of the Void》×2
《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》
《金属モックス/Chrome Mox》
《血染めの月/Blood Moon》
こちらのハンドにはMoxと基本土地があり月の影響は無いと思われたが、
なにせ一番落としたいForgemasterが落とせないので取りあえず月。
向こうがCotV X=1,2と展開した所でDeedで打ち取って勝ち。
G3
こちらは基本土地の平地、森が初手に見えた時点でほぼ無条件キープ。
加えてGripも1枚あったのでかなり良いハンド。
《月の大魔術師/Magus of the Moon》の返しにこちらはMox経由で《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を投入。
が、《罠の橋/Ensnaring Bridge》で足止めを食らい、続けて《槌のコス/Koth of the Hammer》まで登場。
忠誠度が4になった所で《橋》を《掌握》してアタック敢行すると《月の大魔術師/Magus of the Moon》でチャンプ。
追加で《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》も場に出てきて山ティム奥義で焼き払う構えを見せる。
とりあえず騎士パンチでSSGにはチャンプして貰い、然る後にMox経由でX=4のEE即起動でコスを打ち取って勝ち。
1-0
2戦目 青単マーフォーク
MMの恩恵を最大限に受けたデッキの登場。
G1
相手痛恨の先手ダブマリ。
しかし、ミシュランセット、ハンデスをMMして《行き詰まり/Standstill》セットという素晴らしい立ち上がりを見せる。
試しにMaze of Ithを置いてみると即不毛が飛んで来たので、諦めて3ドロー覚悟のタルモ連打モードへ。
1枚目はFoWされるものの、続けて2枚目とボブが通り、ライフを失いながらも望んでいた消耗戦に持ち込む。
ボブでハンドが相当充実してきたので、もったいない使い方とはいえDEEDで《銀エラの達人/Silvergill Adept》を2体流し、温存してた騎士で勝ち。
G2
かなり「青いドラゴンストンピィ」を体現する回りをされ、疫病なんて独楽フェッチでドロー回避するレベル。とにかくピン除去が欲しい。が、当然MMが飛んでくる。
…ここで活躍したのが《Maze of Ith》
空から襲ってくる《珊瑚兜》を必死に受け切り、相手がLOA2連打と面で抜けきろうとしてきた所でこちらのライフは残り1。
こちらの場には騎士のみ。土地は平地と森、Mox-Dが1枚ずつ。
最後に残った道しるべ…
トップデッキ《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
これは流石に勝った気がしなかった。
でもまぁ、入れててよかった《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》。
ここまで2つの負けゲームを捲っている。
ちなみにこの試合の外人さんが、寡黙だけど面白かった。
G1de相手が生物引き足りてない感じがしたので、谷と相打ち上等でボブ突っ込ませたら
メモ帳の俺ハンドメモ(ボブで見せたものをメモってた)に「confidant??
」と記入。
やっぱボブをレッドゾーンに送りこんだらそういう風に見えるんですね。
まぁ実際2号機がハンドに居たんですが。
2-0
3戦目 ベルチャー
かなり特殊なギミックとMMを搭載したベルチャー。
G1
先手1Tゴブリン12体。
デッキ内容見せずに投了。
G2
相手マナソース待ちハンドwithMMでキープ。
囲いは弾かれるが、待ち時間が想像以上にかかって辛そうな間にこちらは
《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
《根絶/Extirpate》
《名誉回復/Vindicate》
をかき集める。
驚きの《生ける願い/Living Wish》から《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》が登場し、墓地のベルチャーを釣る気満々。
当然EtWケアも含めた《仕組まれた疫病/Engineered Plague》ゴブリンで即死してもらって勝ち。
G3
相手マリガン。こちらもヌルいかなー?ってハンドだったんでマリガンおつきあい。
相手さらにマリガン。んじゃ初速はなさそうだからこっちももう1マリ。
ここでお互い満足のハンドに行きついたらしくキープ。
こちらは囲い、土地、土地、名誉、疫病の2面待ち。
あちらは白力線。
こちらの後手ドローがボブという素晴らしい運にも恵まれ、ボブが呼んだタルモも合わせてクロックを刻む。
更に引き込んだGripで白力線を割って思考囲いでタルモを強化し、マナ待ちベルチャー先置きにVindicateをノータイムで叩き込んだ所で相手投了。
3-0
4戦目 DomeDome ANT
コンボ対策減らしてるのにコンボ2連戦。
G1
1マリで土地キツ目、囲いキープ。
囲ってみると土地5枚とBrainstorm2枚とかそんなこちらの思惑を完全に裏切るキープ。このヤロウ…
土地が詰まってHymnが撃てない間にDuressで落とされ、整理が完了したハンドからライフ17むかつき。
当然負け。
G2
囲い・タルモ・ソープロと取り敢えず欲しい物は揃ったハンドでキープ。
先ずは囲ってみると
フェッチ2枚
《Underground Sea》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
というチューターorむかつき待ちハンド。
トップはもうどうにも出来ないので諦めてタルモビートを仕掛けるが、《死の印/Deathmark》で退場させられる。
加えて、《暗黒の儀式/Dark Ritual》から強迫で《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を切られてからのボブ。
サイドアウトし忘れていた《Maze of Ith》で2点ダメージの蓄積を止めていると…
ボブ「Cabal Ritual」
ボブ「思案」
思案「トップ3枚全部2マナ。」
domeちゃん「シャッフル…ドロー…ボブ…まさかのwwwww」
まさかのボブ死。
途中1回挟んだHymnでBrainstormを落とせたのが非常に大きかった。
G3
初手オープン。
《不毛の大地/Wasteland》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《名誉回復/Vindicate》
…
いっそ、キープして殴りまくるプランで行くか?
よし、GO!
相手初動囲いで独楽落とし。
こちら1Tタルモ(既に3/4)
1号機を《死の印/Deathmark》されつつ2号機ゴー。
ついでにボブも追加して、「ゆっくりライブラリ操作でハンデス躱しながら」系のプランを無視する方向で。
そのまま一気にライフ削り切って勝ち。
4-0
5戦目 U田さん DD Eva Green
決勝卓で当たるのは2年ぶりですね、とか話しながら席に着くは大阪が生んだハンデスとボブの化身が2人。
G1
不毛囲いタルモで除去なしキープ。
出てくるボブ。
止まらないボブ。
「先手ゲー」
「ボブゲー」
事前に二人で話していた内容に間違いはなかった。
G2
先手ハンデスで覗くと
《闇の腹心/Dark Confidant》
《小悪疫/Smallpox》
不毛、Bayou、沼。
Smallpoxは生物10枚前後系デッキにはホント辛いのだけど、どう考えてもボブ落とし。
スモポでリソースを強奪されながらも、こちらは何とかボブを生きながらえさせてそのままアド差で勝ち。
「先手ゲー」
「ボブゲー」
うん、やっぱ正しかった。
G3
今度は後手だ!辛いぞ!
予想していた《思考囲い/Thoughtseize》は来ず一安心。
なので返しに礼儀として《思考囲い/Thoughtseize》
U田さん「地獄を見せてやる…」
Hymn
Hymn
Hexmage
Maelstrom Pulse
これは…
取り敢えずアドに直結するHymnを1枚だけでも落として緩和。
もう1発が飛んでくるが、5枚のハンドのうち《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》が生き残ればこの試合、殺(と)れる…ッ
なんとか独楽を死守。代わりにタルモと不毛を失ったのは痛いが、この独楽残しは値千金。
すかさず独楽をプレイし、《生ける願い/Living Wish》で《暗黒の深部/Dark Depths》を調達した所で温存していたHymnを打ち込み、HexmageとDepthを叩き落とす。
残ったパルスは独楽で調達した囲いで切り、こちらはタルモボブでビート開始。
返しにタルモが出れば、こちらも追加のタルモ。
StPを撃ちたい所だけど、Ithもあるので我慢してタルモ2体アタックを繰り返し3点ずつ奪っていく。StPは相手のHymnに合わせたい。
4マナまで伸びた所で向こうのタルモに《名誉回復/Vindicate》を撃ちこみ、食い下がる様に出てきたキッカー《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》を農場に送って押し込み成功。
5-0
ということで久々にBCLで優勝してきました。
準優勝とか入賞は多かったんですが、ホームでの優勝は結構久しぶりな気がする。
ちなみに準優勝はジャンキーさんのDEEP♂DARK♂HORIZONS β
α、βの初代ダーホラ兄弟でワンツーフィニッシュなんて素敵じゃないの。
ちなみに三男ことγのMさんは裏切ってRepeal Stillに走っていました。絶許。
今回の感想
・TA, Caw系, CTG, Reanimate, Bant, 青系低速コントロールという不安のあった相手に当たらなかったのは運が良かっただけ。実際の所は分からないけど。
・一方で、コンボ対策減量していた割にちゃんとコンボを2回切れたのは良かったかなと。
・精神的つまづきはこのデッキには不要、という仮説は正しかったか。
ハンデスと比べるのは愚。1マナしか討ち取れないリアクティブなカードと、何でも落とせるアクティブなカードでは、パワーが違い過ぎる。
直前までの案(コジと囲い1枚ずつをMisstepに)というのは実際やってたら弱かっただろうなと思う。
・ジャンキーさんが《消耗の蒸気/Consuming Vapors》を試していた。
自分でTrial and Errorしていた時に候補として上がったカードだけど、その時はやや遅いという感想。
ただ、環境の低速化(※)、1撃目自体が延命効果を持っている事を鑑みれば、Deed後の再展開を潰し切るという点では最高のチョイスだった。
・上記の「低速化」は正しくない気がする。「非テンポ化」というべきか。
よく「つまづきがテンポ」と言ってる人がいるけど、それは重大な誤解じゃないだろうか。
2~4マナをDaze(0マナ)やPierce(1マナ)で弾く事によって生じるマナ差こそが「テンポ」を生む。
0マナで1マナを潰したり、1マナ同士で消しあったりしても何らテンポアドバンテージは生じないんじゃないだろうか。
勿論僕自身がテンポを語れる程のプレイヤーでは無いので「コイツ馬鹿だな」と思われるかもしれませんが、この「マナ差」っていう見方にも一理あるんじゃないかなーとは思っています。
・MM自体はどうでもいい。でもそれによって低速青が復権しすぎるとかなり辛い。色を増やさずとも序盤を乗り切れる構成になっているので、対低速青系の定石である不毛プランが使えないのは厳しい。
もっとこの環境の練習してみたいです。
前述の通り、新生CawとかSnare増量の低速青とか、明らかに強化された上に相当な苦戦が予想されるデッキに当たらなかったので、あんまり勝った気がしないです。
ただ感じた事は「MMに踊らされる」のはダメだなということ。
BGWが一番怖いのは、特定のアーキタイプじゃなくてあらゆるデッキの「こちらを無視した理想的ドブン」なので、基本的にデッキコンセプトから浮いてるMMは全然怖くない。
(例えばチーアメなんかは、使ってた頃に「1マナスネア欲しいわー」(※)って言ってたぐらいなんで即投入されると思いますが)
※関連発言「黒い炎渦竜巻が生まれたらTAは帝王になれる」
平日レガシー等に参加出来ないので、新環境は今回が初めて。
Misstepの影響下での調整に不足を感じるも、自分の中である程度出ていた答えを信じてのDH。
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《思考囲い/Thoughtseize》
1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4《Hymn to Tourach》
4《名誉回復/Vindicate》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
2《Bayou》
3《Scrubland》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《Karakas》
1《Maze of Ith》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《森/Forest》
1《沼/Swamp》
1《平地/Plains》
SBs
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《根絶/Extirpate》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
4《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《蟲の収穫/Worm Harvest》
従来型からの変更点。
・名誉回復を3から4へ
MMs,Snareの増加を意識して、双方に引っかからない万能カードとしての
Vindicateを再評価。
全体的に環境がワンテンポ遅くなった、という意見も各所で見られたので、
ならば一手遅くて臍を噛むことが多かったこいつの4積みもアリかと。
・メインに残したコジレック、メインから消えたエルズペス
本来は初手に複数来たらダルいVindicateの代わりに投入された審問。
しかし実戦を重ねるうちに、8枚目のキープ基準は減量し得ないと感じた。
一方、増加が考えられる魚に対して弱いエルズペスは最早必要はなく、
StPも弾かれやすいとなると守り切れる自信がなかった。
実際には残しておいても良かったのかもしれないが、4枚目の名誉復活で
ムラの無い構成にしたかった。
・サイドの掌握
前日よっしーに「環境の変わり目に出てくる妙なデッキは大体置物依存」
という意見に納得したので。
・サイドの爆薬
魚、Zoo、Caw、CotV…
増加が懸念される多くの要因に対して強いカードであり、針ケアの為に
3枚目のDEEDの代わりとして。
辛酸を舐めさせられたPWに対しても、Mox-D経由で対応可能なのが◎
前置きが長くなりましたが以下レポ。
1戦目 Dragon Stompy/MUD
G1
後手1Tに月メイガス。
こちらは森Scrubタルモタルモ系のキープで、タルモを後続の呪文で育てながら殴っていくというプラン。
3枚目の土地が引けなくて動きが取れない所に《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》から感染コロッサス登場で投了。
G2
初動を潰す為に1マナハンデスは残して、BBの捻出が望めないHymnをout。
EEとGripを追加。
先手コジレックで見えたのは
《虚空の杯/Chalice of the Void》×2
《カルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster》
《金属モックス/Chrome Mox》
《血染めの月/Blood Moon》
こちらのハンドにはMoxと基本土地があり月の影響は無いと思われたが、
なにせ一番落としたいForgemasterが落とせないので取りあえず月。
向こうがCotV X=1,2と展開した所でDeedで打ち取って勝ち。
G3
こちらは基本土地の平地、森が初手に見えた時点でほぼ無条件キープ。
加えてGripも1枚あったのでかなり良いハンド。
《月の大魔術師/Magus of the Moon》の返しにこちらはMox経由で《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を投入。
が、《罠の橋/Ensnaring Bridge》で足止めを食らい、続けて《槌のコス/Koth of the Hammer》まで登場。
忠誠度が4になった所で《橋》を《掌握》してアタック敢行すると《月の大魔術師/Magus of the Moon》でチャンプ。
追加で《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》も場に出てきて山ティム奥義で焼き払う構えを見せる。
とりあえず騎士パンチでSSGにはチャンプして貰い、然る後にMox経由でX=4のEE即起動でコスを打ち取って勝ち。
1-0
2戦目 青単マーフォーク
MMの恩恵を最大限に受けたデッキの登場。
G1
相手痛恨の先手ダブマリ。
しかし、ミシュランセット、ハンデスをMMして《行き詰まり/Standstill》セットという素晴らしい立ち上がりを見せる。
試しにMaze of Ithを置いてみると即不毛が飛んで来たので、諦めて3ドロー覚悟のタルモ連打モードへ。
1枚目はFoWされるものの、続けて2枚目とボブが通り、ライフを失いながらも望んでいた消耗戦に持ち込む。
ボブでハンドが相当充実してきたので、もったいない使い方とはいえDEEDで《銀エラの達人/Silvergill Adept》を2体流し、温存してた騎士で勝ち。
G2
かなり「青いドラゴンストンピィ」を体現する回りをされ、疫病なんて独楽フェッチでドロー回避するレベル。とにかくピン除去が欲しい。が、当然MMが飛んでくる。
…ここで活躍したのが《Maze of Ith》
空から襲ってくる《珊瑚兜》を必死に受け切り、相手がLOA2連打と面で抜けきろうとしてきた所でこちらのライフは残り1。
こちらの場には騎士のみ。土地は平地と森、Mox-Dが1枚ずつ。
最後に残った道しるべ…
トップデッキ《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
これは流石に勝った気がしなかった。
でもまぁ、入れててよかった《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》。
ここまで2つの負けゲームを捲っている。
ちなみにこの試合の外人さんが、寡黙だけど面白かった。
G1de相手が生物引き足りてない感じがしたので、谷と相打ち上等でボブ突っ込ませたら
メモ帳の俺ハンドメモ(ボブで見せたものをメモってた)に「confidant??
」と記入。
やっぱボブをレッドゾーンに送りこんだらそういう風に見えるんですね。
まぁ実際2号機がハンドに居たんですが。
2-0
3戦目 ベルチャー
かなり特殊なギミックとMMを搭載したベルチャー。
G1
先手1Tゴブリン12体。
デッキ内容見せずに投了。
G2
相手マナソース待ちハンドwithMMでキープ。
囲いは弾かれるが、待ち時間が想像以上にかかって辛そうな間にこちらは
《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
《根絶/Extirpate》
《名誉回復/Vindicate》
をかき集める。
驚きの《生ける願い/Living Wish》から《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》が登場し、墓地のベルチャーを釣る気満々。
当然EtWケアも含めた《仕組まれた疫病/Engineered Plague》ゴブリンで即死してもらって勝ち。
G3
相手マリガン。こちらもヌルいかなー?ってハンドだったんでマリガンおつきあい。
相手さらにマリガン。んじゃ初速はなさそうだからこっちももう1マリ。
ここでお互い満足のハンドに行きついたらしくキープ。
こちらは囲い、土地、土地、名誉、疫病の2面待ち。
あちらは白力線。
こちらの後手ドローがボブという素晴らしい運にも恵まれ、ボブが呼んだタルモも合わせてクロックを刻む。
更に引き込んだGripで白力線を割って思考囲いでタルモを強化し、マナ待ちベルチャー先置きにVindicateをノータイムで叩き込んだ所で相手投了。
3-0
4戦目 DomeDome ANT
コンボ対策減らしてるのにコンボ2連戦。
G1
1マリで土地キツ目、囲いキープ。
囲ってみると土地5枚とBrainstorm2枚とかそんなこちらの思惑を完全に裏切るキープ。このヤロウ…
土地が詰まってHymnが撃てない間にDuressで落とされ、整理が完了したハンドからライフ17むかつき。
当然負け。
G2
囲い・タルモ・ソープロと取り敢えず欲しい物は揃ったハンドでキープ。
先ずは囲ってみると
フェッチ2枚
《Underground Sea》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《水蓮の花びら/Lotus Petal》
というチューターorむかつき待ちハンド。
トップはもうどうにも出来ないので諦めてタルモビートを仕掛けるが、《死の印/Deathmark》で退場させられる。
加えて、《暗黒の儀式/Dark Ritual》から強迫で《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を切られてからのボブ。
サイドアウトし忘れていた《Maze of Ith》で2点ダメージの蓄積を止めていると…
ボブ「Cabal Ritual」
ボブ「思案」
思案「トップ3枚全部2マナ。」
domeちゃん「シャッフル…ドロー…ボブ…まさかのwwwww」
まさかのボブ死。
途中1回挟んだHymnでBrainstormを落とせたのが非常に大きかった。
G3
初手オープン。
《不毛の大地/Wasteland》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《名誉回復/Vindicate》
…
いっそ、キープして殴りまくるプランで行くか?
よし、GO!
相手初動囲いで独楽落とし。
こちら1Tタルモ(既に3/4)
1号機を《死の印/Deathmark》されつつ2号機ゴー。
ついでにボブも追加して、「ゆっくりライブラリ操作でハンデス躱しながら」系のプランを無視する方向で。
そのまま一気にライフ削り切って勝ち。
4-0
5戦目 U田さん DD Eva Green
決勝卓で当たるのは2年ぶりですね、とか話しながら席に着くは大阪が生んだハンデスとボブの化身が2人。
G1
不毛囲いタルモで除去なしキープ。
出てくるボブ。
止まらないボブ。
「先手ゲー」
「ボブゲー」
事前に二人で話していた内容に間違いはなかった。
G2
先手ハンデスで覗くと
《闇の腹心/Dark Confidant》
《小悪疫/Smallpox》
不毛、Bayou、沼。
Smallpoxは生物10枚前後系デッキにはホント辛いのだけど、どう考えてもボブ落とし。
スモポでリソースを強奪されながらも、こちらは何とかボブを生きながらえさせてそのままアド差で勝ち。
「先手ゲー」
「ボブゲー」
うん、やっぱ正しかった。
G3
今度は後手だ!辛いぞ!
予想していた《思考囲い/Thoughtseize》は来ず一安心。
なので返しに礼儀として《思考囲い/Thoughtseize》
U田さん「地獄を見せてやる…」
Hymn
Hymn
Hexmage
Maelstrom Pulse
これは…
取り敢えずアドに直結するHymnを1枚だけでも落として緩和。
もう1発が飛んでくるが、5枚のハンドのうち《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》が生き残ればこの試合、殺(と)れる…ッ
なんとか独楽を死守。代わりにタルモと不毛を失ったのは痛いが、この独楽残しは値千金。
すかさず独楽をプレイし、《生ける願い/Living Wish》で《暗黒の深部/Dark Depths》を調達した所で温存していたHymnを打ち込み、HexmageとDepthを叩き落とす。
残ったパルスは独楽で調達した囲いで切り、こちらはタルモボブでビート開始。
返しにタルモが出れば、こちらも追加のタルモ。
StPを撃ちたい所だけど、Ithもあるので我慢してタルモ2体アタックを繰り返し3点ずつ奪っていく。StPは相手のHymnに合わせたい。
4マナまで伸びた所で向こうのタルモに《名誉回復/Vindicate》を撃ちこみ、食い下がる様に出てきたキッカー《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》を農場に送って押し込み成功。
5-0
ということで久々にBCLで優勝してきました。
準優勝とか入賞は多かったんですが、ホームでの優勝は結構久しぶりな気がする。
ちなみに準優勝はジャンキーさんのDEEP♂DARK♂HORIZONS β
α、βの初代ダーホラ兄弟でワンツーフィニッシュなんて素敵じゃないの。
ちなみに三男ことγのMさんは裏切ってRepeal Stillに走っていました。絶許。
今回の感想
・TA, Caw系, CTG, Reanimate, Bant, 青系低速コントロールという不安のあった相手に当たらなかったのは運が良かっただけ。実際の所は分からないけど。
・一方で、コンボ対策減量していた割にちゃんとコンボを2回切れたのは良かったかなと。
・精神的つまづきはこのデッキには不要、という仮説は正しかったか。
ハンデスと比べるのは愚。1マナしか討ち取れないリアクティブなカードと、何でも落とせるアクティブなカードでは、パワーが違い過ぎる。
直前までの案(コジと囲い1枚ずつをMisstepに)というのは実際やってたら弱かっただろうなと思う。
・ジャンキーさんが《消耗の蒸気/Consuming Vapors》を試していた。
自分でTrial and Errorしていた時に候補として上がったカードだけど、その時はやや遅いという感想。
ただ、環境の低速化(※)、1撃目自体が延命効果を持っている事を鑑みれば、Deed後の再展開を潰し切るという点では最高のチョイスだった。
・上記の「低速化」は正しくない気がする。「非テンポ化」というべきか。
よく「つまづきがテンポ」と言ってる人がいるけど、それは重大な誤解じゃないだろうか。
2~4マナをDaze(0マナ)やPierce(1マナ)で弾く事によって生じるマナ差こそが「テンポ」を生む。
0マナで1マナを潰したり、1マナ同士で消しあったりしても何らテンポアドバンテージは生じないんじゃないだろうか。
勿論僕自身がテンポを語れる程のプレイヤーでは無いので「コイツ馬鹿だな」と思われるかもしれませんが、この「マナ差」っていう見方にも一理あるんじゃないかなーとは思っています。
・MM自体はどうでもいい。でもそれによって低速青が復権しすぎるとかなり辛い。色を増やさずとも序盤を乗り切れる構成になっているので、対低速青系の定石である不毛プランが使えないのは厳しい。
もっとこの環境の練習してみたいです。
前述の通り、新生CawとかSnare増量の低速青とか、明らかに強化された上に相当な苦戦が予想されるデッキに当たらなかったので、あんまり勝った気がしないです。
ただ感じた事は「MMに踊らされる」のはダメだなということ。
BGWが一番怖いのは、特定のアーキタイプじゃなくてあらゆるデッキの「こちらを無視した理想的ドブン」なので、基本的にデッキコンセプトから浮いてるMMは全然怖くない。
(例えばチーアメなんかは、使ってた頃に「1マナスネア欲しいわー」(※)って言ってたぐらいなんで即投入されると思いますが)
※関連発言「黒い炎渦竜巻が生まれたらTAは帝王になれる」
コメント
たまに見るww
いいもの貰ったね!
ワンチャン、ヴィンテw
ボブゲーって言葉久々に聞いたわw
強えええですね!!!
さすがです!
つ『売って燭台おみくじ(ATQ)に挑戦する』
そして、怒らないで許して欲しい。
今回でMMとカンスペ満喫したので、またBBに帰りますw
>ふゆきんさん
玉璽使ってるデッキほんと見ねえww
>自決さん
やっぱ俺とこの人はなんかあるな、って思いましたわw
ちなみに上位4人中3人までHymnボブとかいう状況でした。
>ひよこさん
ありがとうございます。
「なんでもMM」の風潮に一石を投じられれば、と思います。
>みねさん
そして出会うトロン達…
>Mさん
ぶっちゃけ俺もCTG使うつもりやったんでなんともww
騎士stillとかいう雄臭いデッキも登場したらしいですし、そっちも興味津々。
俺もたまにはジェイス使いたいっす。
お店に出したリストにはちゃんと書いてあるのでイナフ