PT名古屋 SEレガシー参戦記
2011年6月13日 MTG【レガシー】 コメント (3)行ってきました。
・メインについて
GP神戸の時からほぼ一緒。
Mox減らしたり、コジレック2枚目入れたり、名誉4枚目入れたり、
森の知恵入れたり…という調整を死ぬほど繰り返した結果、この形が
安定性、爆発力が最もバランス良くまとまっている、という結論に。
唯一の変更点は、《地平線の梢/Horizon Canopy》を削って3枚目の
《Bayou》に変えた事。
これは初手キープ率を挙げるために黒い土地がもう1枚必要と感じた為で、
もっとも「劇的でない土地」だった梢を捨てて、2枚目の沼より強いbayou
にした。これは一日中マリガントラブルが起きなかった事から、悪くはなか
ったと思う。
サイドは
・墓地対策は入れるなら4枚(Bantと違って騎士が動くまで守る手段が無い
ので、Bojuka+騎士で5枚、という計算は出来ない)
・対コントロール枠は不動のスラーン、蟲、ペスセット。ペスをメインに
あげることで、サイドの枠を一つ空けた。
・疫病は石鍛冶デッキの中にも、トークンに装備させるタイプ=フェアリー
がいること、ソプターコンに効くこと、無しで調整したらゴブリンに勝て
なくなったことが理由。
・Deedは3枚目をサイドに準備。これでzooや親和相手がかなり安定する。
・3枚目のdeedが入ったので、流刑は2枚で維持。代わりに、流刑を撃つと
Jaceにつなげられてしまうbant対策に1枚だけPerishを入れておく事に。
さて、前置きはこの辺でお楽しみの本編を。
今日もA4用紙17枚分だから覚悟しとけよ。
それじゃ、よーいスタート(棒)
1戦目 青白石鍛冶コントロール byよっしー
オワタwwwww
前日黙々と二人で回しまくって、1-9で勝てない事を確信している。
勿論これは相手が「ヨシハラ トモキが使う低速青白コン」だからであり、その他大勢の「石鍛冶いれただけデッキ」に相性が悪い訳ではないので、一応。
とはいえ1度は盤面グチャグチャにして殴り切る戦略で勝っているので、あとはこれを実戦で出来るよう祈るだけ。
G1
相手1マリ。
囲いをつまづきで躱されて、追加のハンデスもBrainstormで回避されるという嫌なルート。
ここで追撃が無く、流れるようにヴェンディリオンからジェイスと繋がれ、
サイド2連勝の方が勝ち目があるということで投了。
G2
ここからが本当の勝負だ!
とばかりに囲うとまたもやMisstepで回避。
前方確認なしでボブは出したくないが、兎に角ここから綺麗に石鍛冶に繋がれてマウントを取られると、後半の対ジェイス戦で押し負けるビジョンしか見えない。
ということでボブを戦場に送ると、当然2枚目の土地からStP。ここはやむなし。
続く《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》で先手を取って殴り始める事にする。
…のだが、またもや前方を阻む三人衆からのジェイス。騎士がバウンスされてしまう。
殴打頭蓋だけは戦場に出させまいと石鍛冶にも除去を打ち込むが、相手の場には依然としてジェイスが居座っており、これをどうにかしないことには始まらない。
そこで引き込んだのは…スラーン!
盤面に力強く叩き付け、あとはただラスゴが飛んでこないことを祈る時間。
…相手のトップがラスゴでした。即死。
怒りに包まれて騎士2連打。
向こうジェイスブレインストーム。3枚中2枚がStP。
0-1
※対戦風景
http://coverage.mtg-jp.com/PTNagoya11/article/001678/
これがレガシーfoilerの本気だ…
2戦目 親和
虐殺の時間だ。
G1
まずは囲って《物読み/Thoughtcast》2枚にTezzeret AoB、頭蓋囲いという強烈なハンド。
対処しづらく、2マナランド経由で次のターンに出てくる可能性のあるテゼレットを落とす。
が、2マナランドによる加速と追加で引いた合計3枚の《物読み/Thoughtcast》から《刻まれた勇者/Etched Champion》や大霊堂のスカージが連打され、盤面は押され気味。
しかしながら《刻まれた勇者/Etched Champion》をIthで止め、《頭蓋囲い/Cranial Plating》が登場してからはそちらを止めつつ勇者の2点クロックを止め続ける展開。
ここで活躍したのが《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
メムナイトの群れをがっちりと抑え、その間にこちらの2体の騎士を致命的なサイズにまで上げ続ける。
最後は飛行クリーチャーが尽きるまで14/14飛行の騎士で殴り続けて勝ち。
G2
初手オープン。
《思考囲い/Thoughtseize》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
土地3枚
…これはひどい。
とりあえず囲ってみると、なんと
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《刻まれた勇者/Etched Champion》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
がハロー。
ハンドが増える石鍛冶を落として、勇者に十手パンチを1回食らったところでDeed起動。
相手の盤面が消滅する。
そこからは不毛で土地を攻めつつ、ボブと騎士で殴り続けて勝ち。
1-1
3戦目 UB ANT
Star City Gamesのプレイヤーらしい外人さん。名前がJusticeとか超COOL
G1
はいはい囲い囲い。ド安定のスタートです。
土地複数と囲いがあれば、他がなんでもある程度ゲームは立ち上がる。
それも、テンポの崩れたスローゲームという、こちらにとっては好ましい条件で。
見えたのはダブマリからの
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》2枚
《不正利得/Ill-Gotten Gains》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
おいおい、引き次第じゃ即死もあるじゃねえか、ということで《不正利得/Ill-Gotten Gains》を落とす。というか既に《不正利得/Ill-Gotten Gains》を墓地においてる相手。そらそうだ。
2Tボブからビートを開始し、続けてタルモを追加。
相手はなかなかフィニッシュブローへつなげるカードが引けないらしく、肩を竦めてターンを返し、ボブがめくった《破滅的な行為/Pernicious Deed》を見て軽く微笑む。
しかしその笑みは長くは続かなかった。
相手のライフは14。こちらには2/1のボブと4/5のタルモ(Ins,Sor,Land,Arti)。
Deed X=0即起動、の宣言が「次が最後の1枚だ」という死刑宣告であることを理解した相手は祈るようにそっとトップをめくる。
しかしそれは期待するものではなく、さらなるマナブーストだった。
G2
こちらのハンドがやけに強い。
《闇の腹心/Dark Confidant》
《思考囲い/Thoughtseize》
《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
土地2枚
向こうは《思案/Ponder》スタートで、もちろんこちらはハンデス連発。
おそらく今引いたであろう《渦まく知識/Brainstorm》と《冥府の教示者/Infernal Tutor》を落とし、ハンドに残る意味のあるカードは《暗黒の儀式/Dark Ritual》のみ。
途中引き込んだ《Hymn to Tourach》を1回はさみつつライフを攻めたて、最後のトップが《むかつき/Ad Nauseam》だったら土地3・儀式・ライフ3から奇跡の逆転を食らう可能性もゼロではなかったにしろ、横綱相撲で勝ち。
終わった後4枚のバウンスを見せながら「No Gaddock Teeg?」と聞かれまくる。ハンデスだけでコンボを倒すという意志があるから、と上手く説明できる自信がなく、”I don’t need him”と言いながら蟲とペスを見せるにとどめる。
どっちか一方生きてりゃいいから両立自体はできるんだろうけどね。
2-1
4戦目 Omen Valakut Lands
この人去年の京都であたった気がするな…と思いながら着席。
その時はこちらNew Horizons,相手43Landsで、不毛Daze連打で勝った記憶が。
G1
こちら後手。
向こうの初動は《踏査/Exploration》から続けて《虹色の前兆/Prismatic Omen》
絶対あの人だー!
ハンデスで《直観/Intuition》を落としたりするのはいいが、Omenが割れないせいでValakutがいちいち噴火し、ボブの生存を許してくれない。
さらには《開墾/Clear the Land》(!)からの大量噴火で騎士まで落とされてしまい、本体噴火で終了。
G2
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を連打してとにかく《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を割りまくる。
そうなると騎士も勝手に致死サイズに膨れ上がっているわけで、G1の長期戦が嘘のように5分で決着。
G3
「キープしてみるか…?」の呟きとともに向こう7枚キープ。
「なになに?見せてよ?」とばかりに無遠慮な《思考囲い/Thoughtseize》を飛ばすと
《直観/Intuition》
《開墾/Clear the Land》
《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
《不毛の大地/Wasteland》
《Taiga》
OmenがないのでLoamにアクセスされると面倒な《直観/Intuition》を落とす。
もちろん《開墾/Clear the Land》も怖いが、即死はないし、そして何よりこちらの土地が不安定なものだったので打ってもらうことに。
ここからは2体の騎士で早期決着を狙いにいくのだが、1回bojukaを使わせないといけないのが少し面倒。
3/3にしてから殴ったところでBojukaが飛んできて、次のターンに開墾から出てきたフェッチ2枚と不毛・自分のbayouを切って6/6、名誉回復で自分の土地を割って7/7の14点でぴったり20点。これで良し。
…のはずが。
相手の方、長考の末にフェッチを切って(相手のライフ13。名誉回復or不毛をこっちが握ってるか知らないけど、切ると12点になって見えてる騎士だけで死ぬ)、最後のドローにかける。
そして…《直観/Intuition》!
《風景の変容/Scapeshift》!
何ができる?何かできることはあるのか?
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》のルールを何度も説明してもらいながら、これが通ると負けるのだということを理解するに至る。
いちかばちか。
《Taiga》を1枚不毛の大地で割って…《根絶/Extirpate》!
無我夢中でライブラリ内の山を減らしにかかるが…
解決された《風景の変容/Scapeshift》からは
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
《Volcanic Island》3枚
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》2枚
場には1枚だけ残った《Taiga》
こちらのライフは13。
頭の中が真っ白になりながら、15点食らって負け。
これはもう仕方ない。
といっても、相手の素晴らしいトップデッキを諦めるという意味ではない。
もちろんそれもあるにはあるのだけど、もっとスタンやエクテンをやって《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》や《風景の変容/Scapeshift》の挙動を理解していたなら、(実現していたかは怪しいが)赤いデュアルランドを積極的に割って根絶していくというゲームプランだって組めたハズ。
Deedもおいていたのだから、2マナ浮かせてOmenを機能不全にする事だってできた。
勝ち筋を勝手に自分で絞ってしまっていた僕に、この試合を制する権利はなかった。
2-2
折り返し地点を迎え平凡な成績。
今日こそは優勝してくれ、いや、決勝戦で俺と戦え!と言いたかったケミカル君
現状を良しとせず最後の最後まで懊悩して、今までの勝ちの甘い思い出を捨てた猫山
「前に座った人が全員事故死した」と最早死神以外の何物でもない発言を笑顔でする局長
見慣れたメンバー達が全勝街道を駆け抜けていく中、激しい無力感に襲われる。
もう負けない。絶対に負けない。
ここから後半は全勝して、6-2まで駆け抜ける。
でなきゃ、俺の数字だけ見た人が「あー、Dark Horizonsも石鍛冶とつまづきの海に飲まれたのか」なんて思ってしまう。
こっからは俺だけの試合じゃねえ!
Dark Confidantと、Hymnと、Thoughtseizeに捧げる怒涛の後半戦へ!
5戦目 白黒石鍛冶
G1
相手の方、地獄の3マリ。
…から、沼→囲いとつないでくる。
思わず涙が出そうになる。
でも油断しない。次の試合の為に、相手に情報を与えず勝つ位の「汚さ」が必要だ。
結果、見せたカードは
《沼/Swamp》
《平地/Plains》
《Scrubland》2枚
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
のみで終了。
G2
向こう先手《思考囲い/Thoughtseize》
こちらには
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《思考囲い/Thoughtseize》
《流刑への道/Path to Exile》
次のアクションがボブなら、PtEは打たせてもいい。
でも囲われる訳にはいかないし、独楽を残すのも危険すぎる。
迷った挙句選択は《思考囲い/Thoughtseize》
で、こちらは独楽設置。フェッチもあるし、長い目で見ればハンデスデッキ相手には非常にいいスタートだ。
…が、返しに出てくるのは《苦花/Bitterblossom》!
その発想はなかった。あんだけ誓っておいて油断してた。すんませんでした。
とりあえず独楽で無事見つけた《名誉回復/Vindicate》で割ってフェアリー1体分の損失にとどめる。まぁ、部族・エンチャントを落とせた時点でこれぐらいは許して差し上げる。タルモ的な意味で。
が、そこからの追撃が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》からの殴打頭蓋。
おいおいおい、聞いてないよ。
絶対出させてはいけないので石鍛冶をStP(何故かフェッチ独楽で発見した)し、不毛で土地を割りまくる。
ここからはかなりグダグダになり、あれほど怖かった殴打頭蓋もいつのまにかハンデスで落ちている。
そんな荒れ果てた荒野に現れたのは…《苦花/Bitterblossom》さん2枚目。
相手のライフ12。こちら13。
こちらのハンドには《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》《Maze of Ith》がおり、ライフレースなら押し込めそう。
続けて登場する《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
おいィ、殴りにいけねえじゃねえかよ。
途中1度だけ十手トークンにStPを撃ってペス兵士突撃、とかやったおかげか、相手がエルズペスを集中して狙ってくる。
これでライフ差はどんどん開く。
が、不毛か名誉を引かれた時点で十手が機能再開してしまい負け確定。
残り時間は数分。負けられない。
…Ithががんばって花死まで逃げ切り完了。
泥を啜っても生きる。
3-2
6戦目 石鍛冶罰する火コン
G1
今日も元気に囲い…ではなくコジレック。
ハンドは
《渦まく知識/Brainstorm》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
殴打頭蓋
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
《罰する火/Punishing Fire》
ヒャッハー!ブレスト落としは鬼畜の所業だぁ!
もちろんボブ先生にも暴れてもらおうとするが、自然に《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》を引かれてファイアー即死。
とはいえハンドが重くて身動きが取れない内に、タルモゲーに持ち込んで勝ち。
G2
石鍛冶殴打頭蓋、石鍛冶殴打頭蓋、ブレストで積み込んでから石鍛冶殴打頭蓋。
「人生って…なんだろう…?」とか遠い目で考え始める。
殴打頭蓋を2枚とも叩き割ったまではいいが、トップから降ってくるジェイスへの対処法が見つからず、残り時間を考慮して投了。
G3
向こう殴打頭蓋、ジェイス、PtE、土地4でキープ。
囲いでのぞいたので知ってる。
こうも何度も何度も「囲ってスタート」って書いてるとなんか妙な気分になってくる。情報入手しないとマジック勝てないくらい勝負下手なんで許して。
とりあえず出るだけでアドを失うジェイスを弾き飛ばして、何故か出てきた石鍛冶を殺し損ねたので、やむなく殴打頭蓋トークンを農場へ送ってから石鍛冶も農場へ。
そこからは相手の引きが薄かったのも手伝い、ボブビートを敢行して勝ち。
最終的にライフが4と、スラーン見えちゃったら死亡な嫌な時間だった。
4-2
7戦目 青白赤石鍛冶テンポ
この人もSCGの外人っぽい。タッチ赤石鍛冶アグロ。
もう石鍛冶はいいよ…
G1
向こうラバマンスタート。
囲いはつまづかれて中身見えず。
するとさらに2体目のラバマン登場。
ここでハンドに名誉回復が2枚とボブがあったが、構成上確実にジェイスが入ってる訳で、こいつらに1発ずつ打つわけにもいかない。絶対にDeedで流す必要がある。
そこで、見方を変えてとにかく名誉は土地に打ちまくってマナを縛ることに。
「殴られながら何やってるの?」みたいなリアクションで煽られるが、ハンドでもたつくジェイスや三人衆が透けて見えるワイ…!と自分を鼓舞してじっと耐える特殊な訓練です。
結局相手の土地が2枚で止まり、こっちはラバマンビートでライフ11にされた所で4マナ目の森を発見し、Deed X=1で一掃。
「ふーん、なるほどねー」みたいに強がりながらも、メモ帳に書いた「BW」の文字にこっそり「BWg」と書き足すのを俺は見逃さなかった。
そこからは追加で出てきたラバマンを農場に送ってからのエルズペス降臨で相手投了。
G2
デッキレポに書くことがないぐらいのクソゲー発生。
1マリの相手にHymnぶっさしてFoWさせて騎士、ジェイスに名誉回復、囲いで相手のハンドにつまづき2枚しかないことを確認してからの騎士スラーン投下でそのまま勝ち。
嫌な事件だったね…
5-2
いよいよ長かった名古屋も最終戦。
あの誓いからホントに3連勝でここまで来たことにふと気づく。
それぐらい熱中してて、試合が終わるたびに「早く!次の試合!もっとレガシーを!」って感じでした。
8戦目 GW Aggro by無双さん
座るなり「デッキコピーして練習させてもらいました」とうれしい一言。
いやいやうれしくない。ミラーは精神的にキツい。
G1
相手森セットゴー。
絶対ミラーじゃねえだろこれええええ
絶対緑白だよこれえええええ
とか内心騒ぎながら囲ってみると(ホント囲い過ぎの一日。小学生並みの感想)
《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
対処不能に近いミラクルを落として、返しにQPMかーDeed出来ないのはキツいなーとか言ってると、何故か引いてきたNobleをプレイしてエンドされる。
・・・?
その答えは次ターン!
舞い降りた ス ラ ー ン
おいおいおい、メインで対処法ないよ。
でもサイズでタルモ越えられないしなんとか…
Noble
QPM
Thrun ←New!
6/6…?
G2
りょーちん怒りの1T囲い。
見えるのは
《貴族の教主/Noble Hierarch》
《十字軍》
《スラーン》
《石鍛冶》
《光と影の剣》
・・・GG?
いやいや、よくみたら向こう土地1枚キープじゃん。
教主落としていち早く体制を整えたいトコロ。
ボブでひたすら引きまくる時間に入るが、向こうも2枚目の土地から《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、3枚目から追加の《貴族の教主/Noble Hierarch》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をプレイ。
ここでDeedはひけないものの、十手を《名誉回復/Vindicate》してボブタイムを継続。
騎士を追加したまではいいが、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を投入されて苦しい展開。
…が、兵士を農場に送って騎士で沈め、ライフ限界からの《思考囲い/Thoughtseize》敢行。
スラーンを再度叩き落とし、騎士2号でSoLaS持ちをMaze of Ithに幽閉完了。
あとはプロテクにひっかからないタルモでビート…な状況でドロー、スラーンwww
今度はこっちのスラーンがMaze of Ithで警戒持ちになりながらビートダウン。
ちなみに相手に不毛を引かれていたので、スラーンアタック後Ith残したままエンド、って方法を使ってたら負けてた。
覚えててよかったIth警戒。
G3
相手の方土地事故。
涙を流しながらボブ2体とエルズペスでビート。
途中スラーンがめくれてライフが残り5、と結構危なかった疑惑。
6-2
ということで何とか熊から6-2まで盛り返してBEST 16滑り込みの商品フィニッシュ。
頂いたパックの束から出てきたのは、虐殺ワーム、マスティコア、そしてスラーンwwwww
今更じゃれついてくんなwwww
~全体を振り返って~
・8戦中6人が石鍛冶。
5人の石鍛冶を倒したが、たった1人だけ倒せなかった石鍛冶。
・負けた試合
絶望的なデッキ相性、プレイヤーの力量差を覆せなかったよっしーさん戦
自分の理解不足と相手の方の構築センス、そしてデッキ愛に破れたLands戦
どちらも尊敬に値する相手だったので、負けたことへの憤りとかは一切ない。
ただ、やっぱ今度こそ優勝したかったなぁ…というのが本音。
・勝った試合
相性に疑問を感じていた石鍛冶デッキを5つ倒せたのは自信につながったし、いくつかラッキーゲームを拾ってはいるものの構築勝ち、プレイング勝ちの部分が大きいことを実感できた良い大会でした。
逆に言えば、「かれこれこういう理由で相性イーブンのデッキに負けた!」というのを感じるに至らなかったので、そこはニッセンのことを考えると非常に得たものが少ないともいえるのかも。要精進。
バタスカ持ってきた石鍛冶を倒すためのカードはPtEではダメ、StPがベスト、Vindicateは勿体ない…ので、稲妻とか持ってるデッキがうらやましい。
環境的に「タッチ赤」っていう構成自体が超強いと考えてるので、今日から組む新しいデッキに織り込んでいきたいね。
※1ターン目ハンデス回数・・・15試合(うちMisstepの犠牲3回)
Darker than Black
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《思考囲い/Thoughtseize》
1《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4《Hymn to Tourach》
3《名誉回復/Vindicate》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
3《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
3《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
3《Bayou》
3《Scrubland》
4《不毛の大地/Wasteland》
1《Karakas》
1《Maze of Ith》
1《森/Forest》
1《沼/Swamp》
1《平地/Plains》
SB
3《根絶/Extirpate》
1《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
3《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《流刑への道/Path to Exile》
1《蟲の収穫/Worm Harvest》
1《最後のトロール、スラーン/Thrun, The Last Troll》
1《破滅的な行為/Pernicious Deed》
1《非業の死/Perish》
・メインについて
GP神戸の時からほぼ一緒。
Mox減らしたり、コジレック2枚目入れたり、名誉4枚目入れたり、
森の知恵入れたり…という調整を死ぬほど繰り返した結果、この形が
安定性、爆発力が最もバランス良くまとまっている、という結論に。
唯一の変更点は、《地平線の梢/Horizon Canopy》を削って3枚目の
《Bayou》に変えた事。
これは初手キープ率を挙げるために黒い土地がもう1枚必要と感じた為で、
もっとも「劇的でない土地」だった梢を捨てて、2枚目の沼より強いbayou
にした。これは一日中マリガントラブルが起きなかった事から、悪くはなか
ったと思う。
サイドは
・墓地対策は入れるなら4枚(Bantと違って騎士が動くまで守る手段が無い
ので、Bojuka+騎士で5枚、という計算は出来ない)
・対コントロール枠は不動のスラーン、蟲、ペスセット。ペスをメインに
あげることで、サイドの枠を一つ空けた。
・疫病は石鍛冶デッキの中にも、トークンに装備させるタイプ=フェアリー
がいること、ソプターコンに効くこと、無しで調整したらゴブリンに勝て
なくなったことが理由。
・Deedは3枚目をサイドに準備。これでzooや親和相手がかなり安定する。
・3枚目のdeedが入ったので、流刑は2枚で維持。代わりに、流刑を撃つと
Jaceにつなげられてしまうbant対策に1枚だけPerishを入れておく事に。
さて、前置きはこの辺でお楽しみの本編を。
今日もA4用紙17枚分だから覚悟しとけよ。
それじゃ、よーいスタート(棒)
1戦目 青白石鍛冶コントロール byよっしー
オワタwwwww
前日黙々と二人で回しまくって、1-9で勝てない事を確信している。
勿論これは相手が「ヨシハラ トモキが使う低速青白コン」だからであり、その他大勢の「石鍛冶いれただけデッキ」に相性が悪い訳ではないので、一応。
とはいえ1度は盤面グチャグチャにして殴り切る戦略で勝っているので、あとはこれを実戦で出来るよう祈るだけ。
G1
相手1マリ。
囲いをつまづきで躱されて、追加のハンデスもBrainstormで回避されるという嫌なルート。
ここで追撃が無く、流れるようにヴェンディリオンからジェイスと繋がれ、
サイド2連勝の方が勝ち目があるということで投了。
G2
ここからが本当の勝負だ!
とばかりに囲うとまたもやMisstepで回避。
前方確認なしでボブは出したくないが、兎に角ここから綺麗に石鍛冶に繋がれてマウントを取られると、後半の対ジェイス戦で押し負けるビジョンしか見えない。
ということでボブを戦場に送ると、当然2枚目の土地からStP。ここはやむなし。
続く《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》で先手を取って殴り始める事にする。
…のだが、またもや前方を阻む三人衆からのジェイス。騎士がバウンスされてしまう。
殴打頭蓋だけは戦場に出させまいと石鍛冶にも除去を打ち込むが、相手の場には依然としてジェイスが居座っており、これをどうにかしないことには始まらない。
そこで引き込んだのは…スラーン!
盤面に力強く叩き付け、あとはただラスゴが飛んでこないことを祈る時間。
…相手のトップがラスゴでした。即死。
怒りに包まれて騎士2連打。
向こうジェイスブレインストーム。3枚中2枚がStP。
0-1
※対戦風景
http://coverage.mtg-jp.com/PTNagoya11/article/001678/
これがレガシーfoilerの本気だ…
2戦目 親和
虐殺の時間だ。
G1
まずは囲って《物読み/Thoughtcast》2枚にTezzeret AoB、頭蓋囲いという強烈なハンド。
対処しづらく、2マナランド経由で次のターンに出てくる可能性のあるテゼレットを落とす。
が、2マナランドによる加速と追加で引いた合計3枚の《物読み/Thoughtcast》から《刻まれた勇者/Etched Champion》や大霊堂のスカージが連打され、盤面は押され気味。
しかしながら《刻まれた勇者/Etched Champion》をIthで止め、《頭蓋囲い/Cranial Plating》が登場してからはそちらを止めつつ勇者の2点クロックを止め続ける展開。
ここで活躍したのが《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
メムナイトの群れをがっちりと抑え、その間にこちらの2体の騎士を致命的なサイズにまで上げ続ける。
最後は飛行クリーチャーが尽きるまで14/14飛行の騎士で殴り続けて勝ち。
G2
初手オープン。
《思考囲い/Thoughtseize》
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
《破滅的な行為/Pernicious Deed》
土地3枚
…これはひどい。
とりあえず囲ってみると、なんと
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《刻まれた勇者/Etched Champion》
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
がハロー。
ハンドが増える石鍛冶を落として、勇者に十手パンチを1回食らったところでDeed起動。
相手の盤面が消滅する。
そこからは不毛で土地を攻めつつ、ボブと騎士で殴り続けて勝ち。
1-1
3戦目 UB ANT
Star City Gamesのプレイヤーらしい外人さん。名前がJusticeとか超COOL
G1
はいはい囲い囲い。ド安定のスタートです。
土地複数と囲いがあれば、他がなんでもある程度ゲームは立ち上がる。
それも、テンポの崩れたスローゲームという、こちらにとっては好ましい条件で。
見えたのはダブマリからの
《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》2枚
《不正利得/Ill-Gotten Gains》
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
おいおい、引き次第じゃ即死もあるじゃねえか、ということで《不正利得/Ill-Gotten Gains》を落とす。というか既に《不正利得/Ill-Gotten Gains》を墓地においてる相手。そらそうだ。
2Tボブからビートを開始し、続けてタルモを追加。
相手はなかなかフィニッシュブローへつなげるカードが引けないらしく、肩を竦めてターンを返し、ボブがめくった《破滅的な行為/Pernicious Deed》を見て軽く微笑む。
しかしその笑みは長くは続かなかった。
相手のライフは14。こちらには2/1のボブと4/5のタルモ(Ins,Sor,Land,Arti)。
Deed X=0即起動、の宣言が「次が最後の1枚だ」という死刑宣告であることを理解した相手は祈るようにそっとトップをめくる。
しかしそれは期待するものではなく、さらなるマナブーストだった。
G2
こちらのハンドがやけに強い。
《闇の腹心/Dark Confidant》
《思考囲い/Thoughtseize》
《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
土地2枚
向こうは《思案/Ponder》スタートで、もちろんこちらはハンデス連発。
おそらく今引いたであろう《渦まく知識/Brainstorm》と《冥府の教示者/Infernal Tutor》を落とし、ハンドに残る意味のあるカードは《暗黒の儀式/Dark Ritual》のみ。
途中引き込んだ《Hymn to Tourach》を1回はさみつつライフを攻めたて、最後のトップが《むかつき/Ad Nauseam》だったら土地3・儀式・ライフ3から奇跡の逆転を食らう可能性もゼロではなかったにしろ、横綱相撲で勝ち。
終わった後4枚のバウンスを見せながら「No Gaddock Teeg?」と聞かれまくる。ハンデスだけでコンボを倒すという意志があるから、と上手く説明できる自信がなく、”I don’t need him”と言いながら蟲とペスを見せるにとどめる。
どっちか一方生きてりゃいいから両立自体はできるんだろうけどね。
2-1
4戦目 Omen Valakut Lands
この人去年の京都であたった気がするな…と思いながら着席。
その時はこちらNew Horizons,相手43Landsで、不毛Daze連打で勝った記憶が。
G1
こちら後手。
向こうの初動は《踏査/Exploration》から続けて《虹色の前兆/Prismatic Omen》
絶対あの人だー!
ハンデスで《直観/Intuition》を落としたりするのはいいが、Omenが割れないせいでValakutがいちいち噴火し、ボブの生存を許してくれない。
さらには《開墾/Clear the Land》(!)からの大量噴火で騎士まで落とされてしまい、本体噴火で終了。
G2
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》を連打してとにかく《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を割りまくる。
そうなると騎士も勝手に致死サイズに膨れ上がっているわけで、G1の長期戦が嘘のように5分で決着。
G3
「キープしてみるか…?」の呟きとともに向こう7枚キープ。
「なになに?見せてよ?」とばかりに無遠慮な《思考囲い/Thoughtseize》を飛ばすと
《直観/Intuition》
《開墾/Clear the Land》
《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
《不毛の大地/Wasteland》
《Taiga》
OmenがないのでLoamにアクセスされると面倒な《直観/Intuition》を落とす。
もちろん《開墾/Clear the Land》も怖いが、即死はないし、そして何よりこちらの土地が不安定なものだったので打ってもらうことに。
ここからは2体の騎士で早期決着を狙いにいくのだが、1回bojukaを使わせないといけないのが少し面倒。
3/3にしてから殴ったところでBojukaが飛んできて、次のターンに開墾から出てきたフェッチ2枚と不毛・自分のbayouを切って6/6、名誉回復で自分の土地を割って7/7の14点でぴったり20点。これで良し。
…のはずが。
相手の方、長考の末にフェッチを切って(相手のライフ13。名誉回復or不毛をこっちが握ってるか知らないけど、切ると12点になって見えてる騎士だけで死ぬ)、最後のドローにかける。
そして…《直観/Intuition》!
《風景の変容/Scapeshift》!
何ができる?何かできることはあるのか?
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》のルールを何度も説明してもらいながら、これが通ると負けるのだということを理解するに至る。
いちかばちか。
《Taiga》を1枚不毛の大地で割って…《根絶/Extirpate》!
無我夢中でライブラリ内の山を減らしにかかるが…
解決された《風景の変容/Scapeshift》からは
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
《Volcanic Island》3枚
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》2枚
場には1枚だけ残った《Taiga》
こちらのライフは13。
頭の中が真っ白になりながら、15点食らって負け。
これはもう仕方ない。
といっても、相手の素晴らしいトップデッキを諦めるという意味ではない。
もちろんそれもあるにはあるのだけど、もっとスタンやエクテンをやって《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》や《風景の変容/Scapeshift》の挙動を理解していたなら、(実現していたかは怪しいが)赤いデュアルランドを積極的に割って根絶していくというゲームプランだって組めたハズ。
Deedもおいていたのだから、2マナ浮かせてOmenを機能不全にする事だってできた。
勝ち筋を勝手に自分で絞ってしまっていた僕に、この試合を制する権利はなかった。
2-2
折り返し地点を迎え平凡な成績。
今日こそは優勝してくれ、いや、決勝戦で俺と戦え!と言いたかったケミカル君
現状を良しとせず最後の最後まで懊悩して、今までの勝ちの甘い思い出を捨てた猫山
「前に座った人が全員事故死した」と最早死神以外の何物でもない発言を笑顔でする局長
見慣れたメンバー達が全勝街道を駆け抜けていく中、激しい無力感に襲われる。
もう負けない。絶対に負けない。
ここから後半は全勝して、6-2まで駆け抜ける。
でなきゃ、俺の数字だけ見た人が「あー、Dark Horizonsも石鍛冶とつまづきの海に飲まれたのか」なんて思ってしまう。
こっからは俺だけの試合じゃねえ!
Dark Confidantと、Hymnと、Thoughtseizeに捧げる怒涛の後半戦へ!
5戦目 白黒石鍛冶
G1
相手の方、地獄の3マリ。
…から、沼→囲いとつないでくる。
思わず涙が出そうになる。
でも油断しない。次の試合の為に、相手に情報を与えず勝つ位の「汚さ」が必要だ。
結果、見せたカードは
《沼/Swamp》
《平地/Plains》
《Scrubland》2枚
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
のみで終了。
G2
向こう先手《思考囲い/Thoughtseize》
こちらには
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《思考囲い/Thoughtseize》
《流刑への道/Path to Exile》
次のアクションがボブなら、PtEは打たせてもいい。
でも囲われる訳にはいかないし、独楽を残すのも危険すぎる。
迷った挙句選択は《思考囲い/Thoughtseize》
で、こちらは独楽設置。フェッチもあるし、長い目で見ればハンデスデッキ相手には非常にいいスタートだ。
…が、返しに出てくるのは《苦花/Bitterblossom》!
その発想はなかった。あんだけ誓っておいて油断してた。すんませんでした。
とりあえず独楽で無事見つけた《名誉回復/Vindicate》で割ってフェアリー1体分の損失にとどめる。まぁ、部族・エンチャントを落とせた時点でこれぐらいは許して差し上げる。タルモ的な意味で。
が、そこからの追撃が《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》からの殴打頭蓋。
おいおいおい、聞いてないよ。
絶対出させてはいけないので石鍛冶をStP(何故かフェッチ独楽で発見した)し、不毛で土地を割りまくる。
ここからはかなりグダグダになり、あれほど怖かった殴打頭蓋もいつのまにかハンデスで落ちている。
そんな荒れ果てた荒野に現れたのは…《苦花/Bitterblossom》さん2枚目。
相手のライフ12。こちら13。
こちらのハンドには《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》《Maze of Ith》がおり、ライフレースなら押し込めそう。
続けて登場する《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
おいィ、殴りにいけねえじゃねえかよ。
途中1度だけ十手トークンにStPを撃ってペス兵士突撃、とかやったおかげか、相手がエルズペスを集中して狙ってくる。
これでライフ差はどんどん開く。
が、不毛か名誉を引かれた時点で十手が機能再開してしまい負け確定。
残り時間は数分。負けられない。
…Ithががんばって花死まで逃げ切り完了。
泥を啜っても生きる。
3-2
6戦目 石鍛冶罰する火コン
G1
今日も元気に囲い…ではなくコジレック。
ハンドは
《渦まく知識/Brainstorm》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
殴打頭蓋
《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
《罰する火/Punishing Fire》
ヒャッハー!ブレスト落としは鬼畜の所業だぁ!
もちろんボブ先生にも暴れてもらおうとするが、自然に《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》を引かれてファイアー即死。
とはいえハンドが重くて身動きが取れない内に、タルモゲーに持ち込んで勝ち。
G2
石鍛冶殴打頭蓋、石鍛冶殴打頭蓋、ブレストで積み込んでから石鍛冶殴打頭蓋。
「人生って…なんだろう…?」とか遠い目で考え始める。
殴打頭蓋を2枚とも叩き割ったまではいいが、トップから降ってくるジェイスへの対処法が見つからず、残り時間を考慮して投了。
G3
向こう殴打頭蓋、ジェイス、PtE、土地4でキープ。
囲いでのぞいたので知ってる。
こうも何度も何度も「囲ってスタート」って書いてるとなんか妙な気分になってくる。情報入手しないとマジック勝てないくらい勝負下手なんで許して。
とりあえず出るだけでアドを失うジェイスを弾き飛ばして、何故か出てきた石鍛冶を殺し損ねたので、やむなく殴打頭蓋トークンを農場へ送ってから石鍛冶も農場へ。
そこからは相手の引きが薄かったのも手伝い、ボブビートを敢行して勝ち。
最終的にライフが4と、スラーン見えちゃったら死亡な嫌な時間だった。
4-2
7戦目 青白赤石鍛冶テンポ
この人もSCGの外人っぽい。タッチ赤石鍛冶アグロ。
もう石鍛冶はいいよ…
G1
向こうラバマンスタート。
囲いはつまづかれて中身見えず。
するとさらに2体目のラバマン登場。
ここでハンドに名誉回復が2枚とボブがあったが、構成上確実にジェイスが入ってる訳で、こいつらに1発ずつ打つわけにもいかない。絶対にDeedで流す必要がある。
そこで、見方を変えてとにかく名誉は土地に打ちまくってマナを縛ることに。
「殴られながら何やってるの?」みたいなリアクションで煽られるが、ハンドでもたつくジェイスや三人衆が透けて見えるワイ…!と自分を鼓舞してじっと耐える特殊な訓練です。
結局相手の土地が2枚で止まり、こっちはラバマンビートでライフ11にされた所で4マナ目の森を発見し、Deed X=1で一掃。
「ふーん、なるほどねー」みたいに強がりながらも、メモ帳に書いた「BW」の文字にこっそり「BWg」と書き足すのを俺は見逃さなかった。
そこからは追加で出てきたラバマンを農場に送ってからのエルズペス降臨で相手投了。
G2
デッキレポに書くことがないぐらいのクソゲー発生。
1マリの相手にHymnぶっさしてFoWさせて騎士、ジェイスに名誉回復、囲いで相手のハンドにつまづき2枚しかないことを確認してからの騎士スラーン投下でそのまま勝ち。
嫌な事件だったね…
5-2
いよいよ長かった名古屋も最終戦。
あの誓いからホントに3連勝でここまで来たことにふと気づく。
それぐらい熱中してて、試合が終わるたびに「早く!次の試合!もっとレガシーを!」って感じでした。
8戦目 GW Aggro by無双さん
座るなり「デッキコピーして練習させてもらいました」とうれしい一言。
いやいやうれしくない。ミラーは精神的にキツい。
G1
相手森セットゴー。
絶対ミラーじゃねえだろこれええええ
絶対緑白だよこれえええええ
とか内心騒ぎながら囲ってみると(ホント囲い過ぎの一日。小学生並みの感想)
《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》
《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
対処不能に近いミラクルを落として、返しにQPMかーDeed出来ないのはキツいなーとか言ってると、何故か引いてきたNobleをプレイしてエンドされる。
・・・?
その答えは次ターン!
舞い降りた ス ラ ー ン
おいおいおい、メインで対処法ないよ。
でもサイズでタルモ越えられないしなんとか…
Noble
QPM
Thrun ←New!
6/6…?
G2
りょーちん怒りの1T囲い。
見えるのは
《貴族の教主/Noble Hierarch》
《十字軍》
《スラーン》
《石鍛冶》
《光と影の剣》
・・・GG?
いやいや、よくみたら向こう土地1枚キープじゃん。
教主落としていち早く体制を整えたいトコロ。
ボブでひたすら引きまくる時間に入るが、向こうも2枚目の土地から《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》、3枚目から追加の《貴族の教主/Noble Hierarch》と《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をプレイ。
ここでDeedはひけないものの、十手を《名誉回復/Vindicate》してボブタイムを継続。
騎士を追加したまではいいが、《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》を投入されて苦しい展開。
…が、兵士を農場に送って騎士で沈め、ライフ限界からの《思考囲い/Thoughtseize》敢行。
スラーンを再度叩き落とし、騎士2号でSoLaS持ちをMaze of Ithに幽閉完了。
あとはプロテクにひっかからないタルモでビート…な状況でドロー、スラーンwww
今度はこっちのスラーンがMaze of Ithで警戒持ちになりながらビートダウン。
ちなみに相手に不毛を引かれていたので、スラーンアタック後Ith残したままエンド、って方法を使ってたら負けてた。
覚えててよかったIth警戒。
G3
相手の方土地事故。
涙を流しながらボブ2体とエルズペスでビート。
途中スラーンがめくれてライフが残り5、と結構危なかった疑惑。
6-2
ということで何とか熊から6-2まで盛り返してBEST 16滑り込みの商品フィニッシュ。
頂いたパックの束から出てきたのは、虐殺ワーム、マスティコア、そしてスラーンwwwww
今更じゃれついてくんなwwww
~全体を振り返って~
・8戦中6人が石鍛冶。
5人の石鍛冶を倒したが、たった1人だけ倒せなかった石鍛冶。
・負けた試合
絶望的なデッキ相性、プレイヤーの力量差を覆せなかったよっしーさん戦
自分の理解不足と相手の方の構築センス、そしてデッキ愛に破れたLands戦
どちらも尊敬に値する相手だったので、負けたことへの憤りとかは一切ない。
ただ、やっぱ今度こそ優勝したかったなぁ…というのが本音。
・勝った試合
相性に疑問を感じていた石鍛冶デッキを5つ倒せたのは自信につながったし、いくつかラッキーゲームを拾ってはいるものの構築勝ち、プレイング勝ちの部分が大きいことを実感できた良い大会でした。
逆に言えば、「かれこれこういう理由で相性イーブンのデッキに負けた!」というのを感じるに至らなかったので、そこはニッセンのことを考えると非常に得たものが少ないともいえるのかも。要精進。
バタスカ持ってきた石鍛冶を倒すためのカードはPtEではダメ、StPがベスト、Vindicateは勿体ない…ので、稲妻とか持ってるデッキがうらやましい。
環境的に「タッチ赤」っていう構成自体が超強いと考えてるので、今日から組む新しいデッキに織り込んでいきたいね。
※1ターン目ハンデス回数・・・15試合(うちMisstepの犠牲3回)
コメント
レポは超良かったのに、ここでオチを付けるとはwwwwwwwww
つーか、惨状すぎるっしょwwwwww
ヴァラクートの者です。
あの日、一番熱い戦いでした。
リンクさせていただきますね。
残念ながら客観的事実。
>梅干の悪夢さん
お疲れ様でした。最後のTOP直観には執念と愛を感じましたw
こちらもリンクさせていただきました。