Big Cup Legacy 12月度
2011年12月11日 MTG【レガシー】 コメント (5)行ってきました。
直前までデッキが思いつかず、というかモチベーションが上がらずふらふらと。
取り敢えず環境最強のデッキを回しておいて損はないだろうと思ってカナスレを触り始めたのがつい最近の事。
最近よく見るのは、
4 Delver
4 Goyf
4 ScM
みたいなリスト。
個人的にはコレが大嫌い。何がしたいのか分からない。
そもそもCTは極めてメインボードの完成度が高く、2/60の3マナアクションを頂点とした超低マナ域集中型の構成が不動の物とされていたハズ。
その中に、「呪文嵌めに引っかかるクセに実質3マナアクション」というSCMを4枚投入しただけのリストには何の意志も方向性も感じられない。
それに、このデッキにとって重要なのは最序盤の動きで優位を築く事なので、そこに寄与しないSCMを4枚というのは多すぎる。
ついでにアドバンテージ獲得を目指すデッキじゃないし。
と、色々気になった結果が上のリスト。
Brainstormを使い回す時と稲妻を2回打つ時だけ強く感じたのでSCMは2枚に絞り、代わりにDelverと合わせてプレッシャーをかける1マナアクションであるGrim Lavamancerを採用。
これは「大正解」の一言でした。
(実際、複数の人との複数の局面で、SCMだったらマリガンしている状況や、相手がSCMを抱えたまま仕方なく2/1Flashとしてプレイしているだけの場面が4~5回はありました)
Chain Lightning2枚については、若干失敗だったと言えます。
Grimを採用した事もあり、KotRデッキ相手には強引なライフレースを挑みたいという気持ちからフリー枠を2枚のchainにしたのですが、「相手のタルモ」という存在がアタマからすっぽりと抜け落ちていました。
レポは以下に記載しますが、相手のTarmogoyfに苦しめられる場面が複数発生しています。
ということでレポ。
1戦目 Mineさん Punishing Zoo 〇×〇
G1
先手Grimから入り、FireをSnareしてプレッシャーをかける。
Grimが退場するころにはライフも折り返しを迎えており、そこからはハンドフル展開のDelver/Goyfビートで押し込み。
G2
後手のサイドプランが全くまとまらず、とんでもないサイドミス。
もっさりしたハンドを抱えたまま、特に何もできずNobleでマナ加速→KotRの登場を許して負け。
G3
先手ゲーの初手GrimでG1と似た展開に。
相手のアクションを適宜カウンターで受け流して殴り続けるが、受け切ったか?というタイミングで《血染めの月/Blood Moon》を通してしまう。
とはいえ相手の場には平地がなく、ナカティル1体のみ。
こちらにはGrim1体のみ。が、ハンドには温存していた稲妻2枚。
本体火力連打で勝ち。
1-0
2戦目 Vial Elves! 〇〇
G1
VialをFoWするところからゲームスタート。
どうやらElfの様なので、Delver並べての飛行ビートで勝ち。
G2
今度は初手Lavamancer。大活躍Lavamancer。
相手の方がげんなりしつつ出してくる《法の領域/Sphere of Law》や《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を適宜カウンターしつつ、大きく動かれた返しにフルパン稲妻で勝ち。
2-0
3戦目 Canadian Thresh 〇××
ちなみにこの時点でトップ卓が
・カナスレ3人
・UR Delver Burn1人
という超稲妻・Delver環境。
G1
相手の方が初動「?」な動きを連発し、ぎこちなくなったところをdazeとstifleで刺して勝ち。
G2
後手は辛い。
というか、こちらが不毛固め引きしてしまって色マナが出ず、殆どハンドも使えないまま負け。
G3
先手。
序盤は完全にマナ抑えきってクロックも展開。流石に勝ち確?と思ったら、
GoyfをDismemberされた後に後続を引けず、ハンドにはStifleが次々と溜まっていく。
この時間に向こうの方がTropicalを2枚並べ、タルモタルモタルモとやられて流石に負け。
終わった後「カナスレミラーは結局トップ」みたいな事を言われた。
先手ゲーというのもあるはずなんだけど、それも確かにあるなと実感。
トップというよりBrainstorm/Ponder引けた枚数勝負な感はある。
2-1
4戦目 ふみさん Canadian Thresh ×〇〇
公式で当たるのは本当に久々ですね、とか言いながら。
ふみさんが赤スレショを使う風景を見るのは3年ぶりか。
G1
ふみさん「先に昆虫変態させた方が勝ちだよね」
俺「若しくはもみ消し構えてモード入るか」
T1に出てきた虫にすべてを持って行かれる。
dazeケアして稲妻躊躇ったら飛んでくる不毛、stifleには目くらまし、みたいな綺麗なカナスレをされたんだっけか。
G2
先手ゲー。今度はこっちの番。
初手に虫とラバマンという美味しい所がダブルで来ていて流石に勝ち。
G3
後手ゲー…
なのだがふみさん先手マリガン。
こちらは
Brainstorm
Stifle
Spell Pierce
REB
Wooded Foothills
Wooded Foothills
Wasteland
みたいな綺麗なハンド。
dazeを誘って先手後手逆転して勝ち。
3-1
5戦目 TTW Bant Control 〇××
G1
先手で土地嵌めて蟲で勝ち。
カナスレにありがちなこと1。
G2
もみ消し不毛ピアス構える
→タツヲ島・平地・森・ツンドラから騎士
カナスレにありがちなこと2。
ついでにボルカを摘出されたり。
G3
こちらマナトラブルで不毛不毛と置かざるを得ず。
もちろん満足に動けず、ハンドに青いカードを貯めながら騎士を見つめて負け。
3-2のずーくー
所感
・Delverはバカ。
・Grimは神。
・タルモ重過ぎて邪魔。Snareの的。Submergeのタネ。
UR Delver使いたくなる。
・Dismemberはミラーで必要でした。
特に無色マナで撃てるので、場が色土地不毛の状態でも思案で見つけてすぐ撃てるのは魅力的。
・ホント色マナが出ない。不毛2枚並べて負けるマッチもあることは分かっていたけど、複数発生すると嫌になるね。
KotRは死ね!の会の皆さんの気持ちがなんとなくわかった一日でした。
直前までデッキが思いつかず、というかモチベーションが上がらずふらふらと。
取り敢えず環境最強のデッキを回しておいて損はないだろうと思ってカナスレを触り始めたのがつい最近の事。
Canadian Thresh.
4《秘密を掘り下げるもの/Delver of Secret》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《思案/Ponder》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《もみ消し/Stifle》
4《Force of Will》
4《目くらまし/Daze》
4《稲妻/Lightning Bolt》
2《Chain Lightning》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《Volcanic Island》
3《Tropical Island》
4《不毛の大地/Wasteland》
SB
2《水没/Submerge》
3《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1《自然の要求/Nature’s Claim》
2《赤霊破/Red Elemental Blast》
2《炎渦竜巻/Firespout》
3《呪文貫き/Spell Pierce》
最近よく見るのは、
4 Delver
4 Goyf
4 ScM
みたいなリスト。
個人的にはコレが大嫌い。何がしたいのか分からない。
そもそもCTは極めてメインボードの完成度が高く、2/60の3マナアクションを頂点とした超低マナ域集中型の構成が不動の物とされていたハズ。
その中に、「呪文嵌めに引っかかるクセに実質3マナアクション」というSCMを4枚投入しただけのリストには何の意志も方向性も感じられない。
それに、このデッキにとって重要なのは最序盤の動きで優位を築く事なので、そこに寄与しないSCMを4枚というのは多すぎる。
ついでにアドバンテージ獲得を目指すデッキじゃないし。
と、色々気になった結果が上のリスト。
Brainstormを使い回す時と稲妻を2回打つ時だけ強く感じたのでSCMは2枚に絞り、代わりにDelverと合わせてプレッシャーをかける1マナアクションであるGrim Lavamancerを採用。
これは「大正解」の一言でした。
(実際、複数の人との複数の局面で、SCMだったらマリガンしている状況や、相手がSCMを抱えたまま仕方なく2/1Flashとしてプレイしているだけの場面が4~5回はありました)
Chain Lightning2枚については、若干失敗だったと言えます。
Grimを採用した事もあり、KotRデッキ相手には強引なライフレースを挑みたいという気持ちからフリー枠を2枚のchainにしたのですが、「相手のタルモ」という存在がアタマからすっぽりと抜け落ちていました。
レポは以下に記載しますが、相手のTarmogoyfに苦しめられる場面が複数発生しています。
ということでレポ。
1戦目 Mineさん Punishing Zoo 〇×〇
G1
先手Grimから入り、FireをSnareしてプレッシャーをかける。
Grimが退場するころにはライフも折り返しを迎えており、そこからはハンドフル展開のDelver/Goyfビートで押し込み。
G2
後手のサイドプランが全くまとまらず、とんでもないサイドミス。
もっさりしたハンドを抱えたまま、特に何もできずNobleでマナ加速→KotRの登場を許して負け。
G3
先手ゲーの初手GrimでG1と似た展開に。
相手のアクションを適宜カウンターで受け流して殴り続けるが、受け切ったか?というタイミングで《血染めの月/Blood Moon》を通してしまう。
とはいえ相手の場には平地がなく、ナカティル1体のみ。
こちらにはGrim1体のみ。が、ハンドには温存していた稲妻2枚。
本体火力連打で勝ち。
1-0
2戦目 Vial Elves! 〇〇
G1
VialをFoWするところからゲームスタート。
どうやらElfの様なので、Delver並べての飛行ビートで勝ち。
G2
今度は初手Lavamancer。大活躍Lavamancer。
相手の方がげんなりしつつ出してくる《法の領域/Sphere of Law》や《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》を適宜カウンターしつつ、大きく動かれた返しにフルパン稲妻で勝ち。
2-0
3戦目 Canadian Thresh 〇××
ちなみにこの時点でトップ卓が
・カナスレ3人
・UR Delver Burn1人
という超稲妻・Delver環境。
G1
相手の方が初動「?」な動きを連発し、ぎこちなくなったところをdazeとstifleで刺して勝ち。
G2
後手は辛い。
というか、こちらが不毛固め引きしてしまって色マナが出ず、殆どハンドも使えないまま負け。
G3
先手。
序盤は完全にマナ抑えきってクロックも展開。流石に勝ち確?と思ったら、
GoyfをDismemberされた後に後続を引けず、ハンドにはStifleが次々と溜まっていく。
この時間に向こうの方がTropicalを2枚並べ、タルモタルモタルモとやられて流石に負け。
終わった後「カナスレミラーは結局トップ」みたいな事を言われた。
先手ゲーというのもあるはずなんだけど、それも確かにあるなと実感。
トップというよりBrainstorm/Ponder引けた枚数勝負な感はある。
2-1
4戦目 ふみさん Canadian Thresh ×〇〇
公式で当たるのは本当に久々ですね、とか言いながら。
ふみさんが赤スレショを使う風景を見るのは3年ぶりか。
G1
ふみさん「先に昆虫変態させた方が勝ちだよね」
俺「若しくはもみ消し構えてモード入るか」
T1に出てきた虫にすべてを持って行かれる。
dazeケアして稲妻躊躇ったら飛んでくる不毛、stifleには目くらまし、みたいな綺麗なカナスレをされたんだっけか。
G2
先手ゲー。今度はこっちの番。
初手に虫とラバマンという美味しい所がダブルで来ていて流石に勝ち。
G3
後手ゲー…
なのだがふみさん先手マリガン。
こちらは
Brainstorm
Stifle
Spell Pierce
REB
Wooded Foothills
Wooded Foothills
Wasteland
みたいな綺麗なハンド。
dazeを誘って先手後手逆転して勝ち。
3-1
5戦目 TTW Bant Control 〇××
G1
先手で土地嵌めて蟲で勝ち。
カナスレにありがちなこと1。
G2
もみ消し不毛ピアス構える
→タツヲ島・平地・森・ツンドラから騎士
カナスレにありがちなこと2。
ついでにボルカを摘出されたり。
G3
こちらマナトラブルで不毛不毛と置かざるを得ず。
もちろん満足に動けず、ハンドに青いカードを貯めながら騎士を見つめて負け。
3-2のずーくー
所感
・Delverはバカ。
・Grimは神。
・タルモ重過ぎて邪魔。Snareの的。Submergeのタネ。
UR Delver使いたくなる。
・Dismemberはミラーで必要でした。
特に無色マナで撃てるので、場が色土地不毛の状態でも思案で見つけてすぐ撃てるのは魅力的。
・ホント色マナが出ない。不毛2枚並べて負けるマッチもあることは分かっていたけど、複数発生すると嫌になるね。
KotRは死ね!の会の皆さんの気持ちがなんとなくわかった一日でした。
コメント
個人的にもはやSnapcasterの入ってない形のほうがミラーにも有利やしメタ的にも強いと思う。
あとリスト見て思ったのはSnapcaster入れるなら基本土地とjaceも入れてアド勝ちするように組むべきやと思う。
ほんまそれを実感した。
Loam入れるという手もあるけど、Loam自体が上手く捌かれるとテンポロス発生装置にもなりえるのが難点か。
CanadianスタイルにScMは合致してないから、もっと固定概念に囚われないRUG Snapperにするか、MongooseやLavamancerを投入した従来型のcanadianか、どっちかに方向性を固めるのが良さそう。
あと、炎渦竜巻は水没か精神支配じゃあかんの?
環境的に我らが猫山ZOO(通称:猫山)はじめマナクリデッキがいそうだからGrimにしたというのがあるんだけど、昨日の後半戦はホントMongooseが恋しかった。
メインMongoose3、サイドにLavamancer3っていう海外のリストも見たけど、あれはあれでいいのかもしれん。
竜巻は完全に要らん子やったw
これも海外のリストで採用してるのを見て、「マナ縛りに注力してnacatl,nobleを流したらそのまま勝てるんじゃね?」っていう痩せた考え
素直にハーネスにして騎士パクってライフレース挑んだ方が確実に良かった。
水没4にしてもいいかなとは思ったけど、場合によってはジリ貧にしかならない水没より、勝ちに直結するハーネスも散らした方が好み。
またレガシーやりましょう~