スタン迷走編~思考整理メモ
2012年10月28日 MTG【スタン】 コメント (7)引き続きスタン構築の話。
UWにすると強いカードが明確なので構築がすっきりするのですが、やはり赤黒の手広さが好き。
1.ドロー補助系
① Forbidden Alchemy
掘れる枚数が多く、中盤戦で必要なものを手繰り寄せる為のカード。
FBで枚数的なアドバンテージを採りに行くのはかなり遅くなるが、ScM経由のEOT5マナFBは魅力的。
0か2~3枚。
② Think Twice / Desparate Raving
小刻みにアドを取れる良カード。
Mana Leak時代は「相手が警戒して動かなかったらコレ」という動きが出来たが、構えるカウンターが強くない現環境では簡単に採用すべきではないか。
使うならSyncopateやIzzet Charmのような待ちのカードと併用する。
特に後者はこれらで得た枚数的アドバンテージを消化して質のアドバンテージに変換するという意味で相性良好。
Think Twiceは掘れる枚数こそ少ないが裏目にはならないのが強み。
但しGrixisのように実は青が濃くないデッキでは最初に置いた土地2枚が赤黒×2なんてこともザラ。
そういう意味ではRavingが勝る。
裏返しとして、青で掘って赤黒で攻めるのであればThink~の方がマナ基盤に合致するか。
2.除去
① Pillar of Flames
1マナ優秀除去。
対ゾンビ、対ラクドスでは必須。メインサイド合わせて4枚必要。
一方で汎用性が意外と低く、Centaur Healerすら落とせない貧弱なカード。
勿論Thragtuskの足止めにも使えない。
挙句ソーサリーなのでトップから走ってきた貴種を止める事も出来ない。
海外勢が軒並みメイン4にしているのが不思議。メタの主流はFritesとJundなのに。
② Mizzium Mortars
超過で撃てなくても4点除去は偉い。
前述のHealerや、2マナ浮きのOliviaまで落とせるのは魅力。
超過すれば天使への願いを吹き飛ばせるのも大事なポイントだし、
ビーストやスピリット等種類が分れるトークンも一掃できる。
③Sever the Bloodline
評価が上がってきた除去。
Mizziumのように小出しにする事は出来ないが、Frites相手に大活躍。
GWxのArmada Wurmを落とせるのも良い。
天使を一掃するという仕事もちゃんとこなせる。
④ Dreadbore
ミッドレンジ全般に強い除去。
ゾンビには遅く、Fritesにはほぼ無力と言っていい。
4枚採用は個人的には無いと思いつつ、汎用性を買って2~3枚投入する枠。
⑤ Cyclonic Rift
基本ディスアド。でもどうしようもない置物に対処できることもある。
超過は強いけど結局その場しのぎ。
撃った返しで殴り切れるぐらいの打点がないと辛い。
Bant Rampあたりが使うと恐ろしく強い…と思う。
3.その他妨害
① Duress
環境的には強いはずのカード。
ゾンビにはほぼ効かないというデメリットを忘れれば、各種ミッドレンジ、コントロール全般によく効く。
ScMで回せれば勝ち。
…のはずが、流石は雑な環境だけあって、こまかくハンドを攻めてもトップから降ってくる啓示やPWに簡単にやられることもあり、過剰評価の様な気がしないでもない。
Rakdos Keyrune設置→コレ→タミヨウと繋げられるのは良いが・・・
② Rakdos Return
雑なマジック推進係。
3で撃ってSCMから2で撃つと何故かゲームが終わる。
一方でFritesには撃てないカードでもある。撃つならTormodを置いてから。
Keyruneとの相性は抜群。
加速も出来るし、keyで殴ってこいつでトドメ、という荒業も可能。
③ Syncopate
軽量カウンターって素晴らしい。
リムーブなのも美味しい。Unburialを確実に消せる稀有なカード。
Uが薄いGrixisにはもってこい。
④ Dissipate
UUの捻出が困難。しかも3マナ立てて構えるのは難しい。
⑤ Izzet Charm
思った以上にピアス能力は強い。
ピアスで使ってからScMでFBした時はルーター、というのがベスト。
4.PW
① Jace
多分みんな使ってるから強いんだと思う(コナミ)
確かにライフ狙われると辛いデッキではあるので、fog1回が貴重なのかも。
使うなら3。
② Tamiyo
神。
ThragやAngel of Serenityのような「殺すと面倒」な連中を取り敢えず引き留めてくれる。
死にそうになったら2~3ドロー、という使い方で十分強い。必須。
③ Liliana
意外と強いのか?
だが基本除去コンは受けに回るので、ハンドを自分で捨てていく行動はあまり好ましくない。
5.生物
① ScM
基本生物。
3か4は必要。RavingやIzzet Charmを使う場合は4枚フルでいい。
無理矢理ダメージレースを挑みたい場合にもそこそこ重宝。
② Olivia
取り敢えず出しておけばなんとかしてくれる。
考えなしに突っ込むわけにもいかないが、tamiyoの所で言った通り「殺さず対処」をしてくれるのが偉い。
③ Niv-Mizzet
重いの一言。大体Dreadboreの餌食。
Jaceの奥義を見越すなら1枚差し推奨。
これらを全部つっこむとバベってしまうので、パッケージを探し出して構築することになる。
先ず大きく分かれるのはThink Twice/Raving系を採用するか否か。
取るならば、
・構える動きが出来るので、Syncopate, Izzet Charm, Cyclonic Rift, Searing Spierのようなインスタントを優先的に採用。
・逆にメインでマナのかかるアクションは控えめに。ラクドスリターンはサイドへ移すか。
取らないならば
・アドバンテージを採る機会が少ないので、能動的にDuress等で妨害してからジェイスを叩き付ける作業。
・Fritesのような「マグロ相手なら瞬殺」手段を持っているデッキにはサイド後頑張りましょう。
・せめてもの抵抗に、オリヴィアやタミヨウを併用すること。とは言えこの辺を使わないという選択肢はそもそもないのですが。
結論
昨日のデッキにジェイスを盛りつける。
Fritesに弱くなるのは仕方ないが、そこは弱点を一方向にまとめた上でサイドで解決する方が全体としては良いと思われる。
UWにすると強いカードが明確なので構築がすっきりするのですが、やはり赤黒の手広さが好き。
1.ドロー補助系
① Forbidden Alchemy
掘れる枚数が多く、中盤戦で必要なものを手繰り寄せる為のカード。
FBで枚数的なアドバンテージを採りに行くのはかなり遅くなるが、ScM経由のEOT5マナFBは魅力的。
0か2~3枚。
② Think Twice / Desparate Raving
小刻みにアドを取れる良カード。
Mana Leak時代は「相手が警戒して動かなかったらコレ」という動きが出来たが、構えるカウンターが強くない現環境では簡単に採用すべきではないか。
使うならSyncopateやIzzet Charmのような待ちのカードと併用する。
特に後者はこれらで得た枚数的アドバンテージを消化して質のアドバンテージに変換するという意味で相性良好。
Think Twiceは掘れる枚数こそ少ないが裏目にはならないのが強み。
但しGrixisのように実は青が濃くないデッキでは最初に置いた土地2枚が赤黒×2なんてこともザラ。
そういう意味ではRavingが勝る。
裏返しとして、青で掘って赤黒で攻めるのであればThink~の方がマナ基盤に合致するか。
2.除去
① Pillar of Flames
1マナ優秀除去。
対ゾンビ、対ラクドスでは必須。メインサイド合わせて4枚必要。
一方で汎用性が意外と低く、Centaur Healerすら落とせない貧弱なカード。
勿論Thragtuskの足止めにも使えない。
挙句ソーサリーなのでトップから走ってきた貴種を止める事も出来ない。
海外勢が軒並みメイン4にしているのが不思議。メタの主流はFritesとJundなのに。
② Mizzium Mortars
超過で撃てなくても4点除去は偉い。
前述のHealerや、2マナ浮きのOliviaまで落とせるのは魅力。
超過すれば天使への願いを吹き飛ばせるのも大事なポイントだし、
ビーストやスピリット等種類が分れるトークンも一掃できる。
③Sever the Bloodline
評価が上がってきた除去。
Mizziumのように小出しにする事は出来ないが、Frites相手に大活躍。
GWxのArmada Wurmを落とせるのも良い。
天使を一掃するという仕事もちゃんとこなせる。
④ Dreadbore
ミッドレンジ全般に強い除去。
ゾンビには遅く、Fritesにはほぼ無力と言っていい。
4枚採用は個人的には無いと思いつつ、汎用性を買って2~3枚投入する枠。
⑤ Cyclonic Rift
基本ディスアド。でもどうしようもない置物に対処できることもある。
超過は強いけど結局その場しのぎ。
撃った返しで殴り切れるぐらいの打点がないと辛い。
Bant Rampあたりが使うと恐ろしく強い…と思う。
3.その他妨害
① Duress
環境的には強いはずのカード。
ゾンビにはほぼ効かないというデメリットを忘れれば、各種ミッドレンジ、コントロール全般によく効く。
ScMで回せれば勝ち。
…のはずが、流石は雑な環境だけあって、こまかくハンドを攻めてもトップから降ってくる啓示やPWに簡単にやられることもあり、過剰評価の様な気がしないでもない。
Rakdos Keyrune設置→コレ→タミヨウと繋げられるのは良いが・・・
② Rakdos Return
雑なマジック推進係。
3で撃ってSCMから2で撃つと何故かゲームが終わる。
一方でFritesには撃てないカードでもある。撃つならTormodを置いてから。
Keyruneとの相性は抜群。
加速も出来るし、keyで殴ってこいつでトドメ、という荒業も可能。
③ Syncopate
軽量カウンターって素晴らしい。
リムーブなのも美味しい。Unburialを確実に消せる稀有なカード。
Uが薄いGrixisにはもってこい。
④ Dissipate
UUの捻出が困難。しかも3マナ立てて構えるのは難しい。
⑤ Izzet Charm
思った以上にピアス能力は強い。
ピアスで使ってからScMでFBした時はルーター、というのがベスト。
4.PW
① Jace
多分みんな使ってるから強いんだと思う(コナミ)
確かにライフ狙われると辛いデッキではあるので、fog1回が貴重なのかも。
使うなら3。
② Tamiyo
神。
ThragやAngel of Serenityのような「殺すと面倒」な連中を取り敢えず引き留めてくれる。
死にそうになったら2~3ドロー、という使い方で十分強い。必須。
③ Liliana
意外と強いのか?
だが基本除去コンは受けに回るので、ハンドを自分で捨てていく行動はあまり好ましくない。
5.生物
① ScM
基本生物。
3か4は必要。RavingやIzzet Charmを使う場合は4枚フルでいい。
無理矢理ダメージレースを挑みたい場合にもそこそこ重宝。
② Olivia
取り敢えず出しておけばなんとかしてくれる。
考えなしに突っ込むわけにもいかないが、tamiyoの所で言った通り「殺さず対処」をしてくれるのが偉い。
③ Niv-Mizzet
重いの一言。大体Dreadboreの餌食。
Jaceの奥義を見越すなら1枚差し推奨。
これらを全部つっこむとバベってしまうので、パッケージを探し出して構築することになる。
先ず大きく分かれるのはThink Twice/Raving系を採用するか否か。
取るならば、
・構える動きが出来るので、Syncopate, Izzet Charm, Cyclonic Rift, Searing Spierのようなインスタントを優先的に採用。
・逆にメインでマナのかかるアクションは控えめに。ラクドスリターンはサイドへ移すか。
取らないならば
・アドバンテージを採る機会が少ないので、能動的にDuress等で妨害してからジェイスを叩き付ける作業。
・Fritesのような「マグロ相手なら瞬殺」手段を持っているデッキにはサイド後頑張りましょう。
・せめてもの抵抗に、オリヴィアやタミヨウを併用すること。とは言えこの辺を使わないという選択肢はそもそもないのですが。
結論
昨日のデッキにジェイスを盛りつける。
Fritesに弱くなるのは仕方ないが、そこは弱点を一方向にまとめた上でサイドで解決する方が全体としては良いと思われる。
コメント
僕はURメインのグリクシスを調整しているのですが、参考になりました。
グリコンはカードの選択が難しい分、こういう記事はありがたいです。
ミジウムの場合相手の牙をどー処理するかって課題残るけどね
はじめまして。スタンは素人ですが参考になれば幸いです。
主体色が違うだけで全く別のデッキになるという意味でもUBRは難しいですね。
ウチのはuがタッチ色なのであくまでミッドレンジですが。
>2949さん
願い使ってこないコントロール相手に本格的に腐るかと思いきや、そういうデッキは大抵オリヴィア使ってくるので結局強い、的な。
牙はタミヨウで止めつつ、切断&ミジウムで2体ずつ処理…までやらないとアドロスがひどいことになるので厄介です。
死亡遊戯が一番簡単な気もします。
ジャンドには火柱でハントマスターを焼かないと変身してやっかいなことになるので、アメリカ人的には、とりあえず火柱つっこんどけ!ってカンジなんじゃないでしょうか。
ジェイスはマナクリ・未練ある魂型のfritesに対しては強いです。
ディスアドやけどいざって時にFoW切る感覚で使えるね。
ジャンドはカリタツもやし、+1したリリアナを返しにSCM絡めて即殺せるのが便利。
そう思うととりあえず的なチョイスなんかね、やっぱり。