The Rockへの探求 ~一歩退いて考える~
2009年3月4日 MTG【レガシー】 コメント (12)さて、PT京都もいよいよ終わりました。
そんな訳で3月のレガシー大会…つまり自分にとってMTGに全力を注げる最後の大会に向けての調整を始めました。
京都は4-4で111人中2~30位、とはいえ大量のドロップ組の事を考えると実に不本意な結果に終わってしまったワケですが、
強力なプレイヤーに囲まれての8回戦は非常にいい練習の場になりました。
家でやるデッキ構築が机上の空論に過ぎない事を立証してくれたという感じです。
まずは京都を振り返ってのカード所感から。
1.《闇の腹心/Dark Confidant》
弱いハズがない。といっても単体除去の少ない環境だったからでしょうけども。
コレを除去られないというだけでそのまま勝った試合は少なくありません。
ただ、赤が多いと必然的に辛くはあるのですが。
2.《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
言わずもがな。
爆薬もハーネスも見てないのでそりゃ弱いわけが無いっていう。
3.《永遠の証人/Eternal Witness》
本当に強い。勿論、使われての感想ですが。
これを減らした事は今回最大の失敗の一つでしょう。
GGが出にくいというなら他を犠牲にしてでも出せる構成にするべき。
4.《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
試験的な投入。「超つえええー」とか言いながらメイン投入。
3マナ3/2頑強ゲインとか弱いはずはないんですよね。
ただ…このデッキの他の3マナ圏は
・《名誉回復/Vindicate》4枚
・《破滅的な行為/Pernicious Deed》3枚
・《永遠の証人/Eternal Witness》3枚
既に確たるぶっ飛んだパワーカードが10枚。
これ以上3マナ偏重させると回らない。
ズー相手なら頑強出来てもバーン相手だと頑強出来ないのがデメリット。
5.《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
今回1回も引いてません。なんでよ。
が、4点即効性というのがなんと言っても異常。
キッチンの2点とは比べ物にならない「息継ぎ感」
6.《思考囲い/Thoughtseize》
2点が痛すぎる。が、生物を1Tから落とせるのは強すぎる。
アグレッシブな相手には躊躇われる1枚。何枚サイドに落とすかが鬼門になりそう。
7.《Hymn to Tourach》
ハンドが見れないのが弱い。あとコストBB。
ただ、ハマると強い。至上主義はもうやめますが、それでも強いカードでした。
8.《名誉回復/Vindicate》
強い。4枚確定枠。もう一度言うけどめちゃくちゃ強い。
9.《破滅的な行為/Pernicious Deed》
遅い。
押されてる状況から一気に逆転できるカードに見えますが、
押されてる状況だとその1Tのタイムラグが命取りに。
いかに序盤で攻勢のうちから設置しておけるかがキーでした。
10.《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
何も言うまい。
11.《根絶/Extirpate》(メインから)
京都はコンボと青が多いと踏んでのメイン投入。
当たったデッキはお察しですが、メイン根絶は強かった。主にソリダリティ戦。
あとゴブリン相手に《根絶/Extirpate》抜きは無い。バカか俺。
ゴブリンはビートダウンじゃなくてチェイン・コンボとして認識を改めるべき。
リングリーダーの抜けたゴブリンはRDWの下位互換。
12.《クローサの掌握/Krosan Grip》
サイドインなし。FoWを喰らわない1日だったってことからもお察し。
13.《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
苦手なランドスティル・コンボにサイドイン出来るのは当然として、
バーン相手に少しだけサイドイン出来るカード。
理由は
《闇の腹心/Dark Confidant》のサイドアウト
→他に入れられる対策カードが少ない
→StPでゲインする種としてボブより安全。
あと《火炎破/Fireblast》を止められるのは地味に強み。
14.《流刑への道/Path to Exile》
追加のStPとしてなら全然アリ。忍びドレッドを割ったら宇宙。
ただStPより強いって言ってる人は目を覚ますべき。
(※緑のないランドスティルとZooが入れる場合とかはStPより強いけど。)
15.《真髄の針/Pithing Needle》
俺は針至上主義者なんで。
ランドスティルのブン回りに対抗できる貴重なT1アクション。
16.《強迫/Duress》
空いたスロットに入れたんですが、やっぱり5枚目以降の1マナハンデスは強い。
ドラン型のアグロ・ロックならメインにセラピーを入れたかったんですが。
17.《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
黒が入ったデッキならとりあえずサイドに疫病っていう考えはもう捨てるべき。
理由は
・1枚ではゴブリンに効かない。そのゴブリンも掌握やセラピーを持ってる
・ベルチャー相手に使うなら3T起動のディードと変わらない。
というか、メインで有利な部族デッキへのサイドボードに3枚も割くのが間違い。
そんな訳で、調整の結果がこちら。
かなりコントロール寄りです。
部族よりZooの方がビートダウンとして強い今では、
バーンとのマッチアップも考慮して《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサイドに。
あくまでコントロールデッキなのでメインではありません。
ちなみに一応コレで完成では在りません。
2マナ圏の渋滞緩和の為に、ヒム→セラピー(3)
その場合《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》がタネになるので教主を減らす
空いたスロットに独楽
コレも検討中。
ただ繰り返しになるけどセラピーはドランタイプで真価を発揮するカードなので難しいトコロです。
PS.
《Bayou》あと1枚欲しい
十手も3枚集めないと…
そんな訳で3月のレガシー大会…つまり自分にとってMTGに全力を注げる最後の大会に向けての調整を始めました。
京都は4-4で111人中2~30位、とはいえ大量のドロップ組の事を考えると実に不本意な結果に終わってしまったワケですが、
強力なプレイヤーに囲まれての8回戦は非常にいい練習の場になりました。
家でやるデッキ構築が机上の空論に過ぎない事を立証してくれたという感じです。
まずは京都を振り返ってのカード所感から。
1.《闇の腹心/Dark Confidant》
弱いハズがない。といっても単体除去の少ない環境だったからでしょうけども。
コレを除去られないというだけでそのまま勝った試合は少なくありません。
ただ、赤が多いと必然的に辛くはあるのですが。
2.《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
言わずもがな。
爆薬もハーネスも見てないのでそりゃ弱いわけが無いっていう。
3.《永遠の証人/Eternal Witness》
本当に強い。勿論、使われての感想ですが。
これを減らした事は今回最大の失敗の一つでしょう。
GGが出にくいというなら他を犠牲にしてでも出せる構成にするべき。
4.《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
試験的な投入。「超つえええー」とか言いながらメイン投入。
3マナ3/2頑強ゲインとか弱いはずはないんですよね。
ただ…このデッキの他の3マナ圏は
・《名誉回復/Vindicate》4枚
・《破滅的な行為/Pernicious Deed》3枚
・《永遠の証人/Eternal Witness》3枚
既に確たるぶっ飛んだパワーカードが10枚。
これ以上3マナ偏重させると回らない。
ズー相手なら頑強出来てもバーン相手だと頑強出来ないのがデメリット。
5.《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
今回1回も引いてません。なんでよ。
が、4点即効性というのがなんと言っても異常。
キッチンの2点とは比べ物にならない「息継ぎ感」
6.《思考囲い/Thoughtseize》
2点が痛すぎる。が、生物を1Tから落とせるのは強すぎる。
アグレッシブな相手には躊躇われる1枚。何枚サイドに落とすかが鬼門になりそう。
7.《Hymn to Tourach》
ハンドが見れないのが弱い。あとコストBB。
ただ、ハマると強い。至上主義はもうやめますが、それでも強いカードでした。
8.《名誉回復/Vindicate》
強い。4枚確定枠。もう一度言うけどめちゃくちゃ強い。
9.《破滅的な行為/Pernicious Deed》
遅い。
押されてる状況から一気に逆転できるカードに見えますが、
押されてる状況だとその1Tのタイムラグが命取りに。
いかに序盤で攻勢のうちから設置しておけるかがキーでした。
10.《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
何も言うまい。
11.《根絶/Extirpate》(メインから)
京都はコンボと青が多いと踏んでのメイン投入。
当たったデッキはお察しですが、メイン根絶は強かった。主にソリダリティ戦。
あとゴブリン相手に《根絶/Extirpate》抜きは無い。バカか俺。
ゴブリンはビートダウンじゃなくてチェイン・コンボとして認識を改めるべき。
リングリーダーの抜けたゴブリンはRDWの下位互換。
12.《クローサの掌握/Krosan Grip》
サイドインなし。FoWを喰らわない1日だったってことからもお察し。
13.《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
苦手なランドスティル・コンボにサイドイン出来るのは当然として、
バーン相手に少しだけサイドイン出来るカード。
理由は
《闇の腹心/Dark Confidant》のサイドアウト
→他に入れられる対策カードが少ない
→StPでゲインする種としてボブより安全。
あと《火炎破/Fireblast》を止められるのは地味に強み。
14.《流刑への道/Path to Exile》
追加のStPとしてなら全然アリ。忍びドレッドを割ったら宇宙。
ただStPより強いって言ってる人は目を覚ますべき。
(※緑のないランドスティルとZooが入れる場合とかはStPより強いけど。)
15.《真髄の針/Pithing Needle》
俺は針至上主義者なんで。
ランドスティルのブン回りに対抗できる貴重なT1アクション。
16.《強迫/Duress》
空いたスロットに入れたんですが、やっぱり5枚目以降の1マナハンデスは強い。
ドラン型のアグロ・ロックならメインにセラピーを入れたかったんですが。
17.《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
黒が入ったデッキならとりあえずサイドに疫病っていう考えはもう捨てるべき。
理由は
・1枚ではゴブリンに効かない。そのゴブリンも掌握やセラピーを持ってる
・ベルチャー相手に使うなら3T起動のディードと変わらない。
というか、メインで有利な部族デッキへのサイドボードに3枚も割くのが間違い。
そんな訳で、調整の結果がこちら。
『The Rock』
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
3《永遠の証人/Eternal Witness》
3《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《Hymn to Tourach》
4《名誉回復/Vindicate》
3《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
3《Bayou》
3《Scrubland》
5《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
3《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
1《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
//Side
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
3《根絶/Extirpate》
3《真髄の針/Pithing Needle》
3《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
かなりコントロール寄りです。
部族よりZooの方がビートダウンとして強い今では、
バーンとのマッチアップも考慮して《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》をサイドに。
あくまでコントロールデッキなのでメインではありません。
ちなみに一応コレで完成では在りません。
2マナ圏の渋滞緩和の為に、ヒム→セラピー(3)
その場合《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》がタネになるので教主を減らす
空いたスロットに独楽
コレも検討中。
ただ繰り返しになるけどセラピーはドランタイプで真価を発揮するカードなので難しいトコロです。
PS.
《Bayou》あと1枚欲しい
十手も3枚集めないと…
コメント
もちろんバッパラセラピータイプではなくて、
タルモ・ドラン・忍びで殴るデッドガイ・タルモフォークで。
>>《Hymn to Tourach》
確かに運に左右されすぎなとこはありますね。
最近はやりの魚相手にDeed通したいときとか、Duressの方が欲しい時とか多々ありました。
ただ、2マナでアドバンテージをとれるのは魅力的。
>>《名誉回復/Vindicate》
すごく万能性を上げてくれるカードだと思うんですけど…3マナ+ソーサリーはちょっと重いと感じることが結構あります。
常にサイド後はGripとか十手との交代候補なんですが、実際抜くべきじゃないんでしょうか?
>>《根絶/Extirpate》
コンボにワンチャンスっていうのはメイン採用の価値アリ!
ただ、最近のクロックパーミとかランドスティル系にあんま刺さらない気がするんですよね…
タルモ+ドレッドとか、ファクトリー+正義の命令みたいに、フィニッシャー二種類だとガン刺さりなんですが、3種類以上になると途端に弱い感じ。
メインで抜いておいしいのがソープロしかないとかも結構。メインガン積みするなら、HymnよりDuressにした方が相性いいんですかね?
>>《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
これは確かに。ロードタイプの魚、エルフ相手には二枚引かないと駄目なカードは微妙でした。
フェアリー、親和エルフには刺さるんですけど、Deedで十分ですし。
サイドに4枚目のDeedは欲しいのでは?
>>《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》
全く採用してないのは、「TheRockのカードパワーなら、後半はトップ勝負になれば勝てる!」って事なんでしょうか?
ドロー調整の全くないジャンクタイプのデッキには必須!って思ってました。
無理やり入れるなら、スクラブと名誉回復抜いて2枚スロットって感じでしょうかね?
・Hymn
DeadguyならHymnが正解かと思います。
Hymnは得られるアドバンテージの形が非常に短期的なので、序盤でぶっ放してそのリードを守りきって勝てるDeadguyでは非常に強いと思います。
逆にThe Rockはディードコントロールなのでハンドが見れるものを優先したい所なんですが、もう自分のヒム中毒は治らなさそうです。
・メイン根絶
これはもう完全に「コンボとドレッドノートが多い」っていう予想に賭けた結果ですね。他の場合はStPしか抜いて美味しくないというのも全くもってその通りなんで少々やりすぎたかなぁと。
あとはトップデックから逆転されるのが嫌いっていう理由でしょうか。
・名誉
その通りです。最強のメインボード専用カードです。
青相手に掌握に入れ替え、ビート相手に十手と入れ替える要員ですが、
お互いメインの試合での安定性と汎用性を重視して4は欲しいと思いました。
あと相殺系のデッキに強い3マナというのも中々の強みです。
・疫病と4枚目のディード
疫病はエルフ専用カードに成り下がってますね。
個人的に4枚目のディードは入れたいのですが、実際初動が4Tということなので
どちらかと言うと軽い除去や針回避用にもなる爆薬を追加したいところです。
ホント立ち上がりが遅いデッキなので。
・独楽
必須だと思います。後半でトップデッキ合戦を制する1枚です。
今後の課題はこの60枚を調整しながら独楽を2枚ねじ込むスペースを探す事ですね。
色もカード選択も似ているのに全く別な動きをするDeadguyとRockの比較は色々勉強になります。
ヒムの枠になんかもっと色拘束の薄いスペルないか模索してたところです。
自分ハンデスと相性悪いんで。
既出だけど独楽は必須だと思います。これはビンテちょっとやった時から思ってましたが、独楽って実はアンリコとほぼ同じなんです。
置けるアンリコと言っても過言じゃない気がします。シャッフル手段が11枚あるのに使わない手はまずないかと。
調整枠として濃厚なのが名誉回復or証人or教主の枠ですね
色の濃い物が多数あるデッキで更に色拘束を強めるのはちょっと俺には抵抗ありますわ
個人的には(OUT)名誉回復2 (IN)独楽2 で十分かと
引く(見れる)枚数も独楽があればドロー+3枚なんで2枚あれば最悪証人でグルグル回せるし、そーなったら勝ちだし。感じするけどなぁ
いっそのことヒム全抜きは逆にアリですよ。意外と。
>2949さん
ブライオン使ってませんww
シャッフル手段を増やしたので今回こそ独楽入れたいですね。
メインから名誉2抜きはかなり怖いので教主と何かを1枚抜いて…って予定です。
ヒムの枠をセラピー3にするとか。
久々にデッキチェック先生とまた相談してきます。
http://www.deckcheck.net/deck.php?id=23693
カメコロが入ってるのには驚いたけどw
昔はタルモ入りツリーフォークビートだったのに…
プロ黒ってのが強いような弱いようなって感じですけど
それ以前にレガシー環境でカメコロの4マナがどうなんだっていう。
フラッシュバックしたくても生物が1匹とか2匹しか並ばないデッキだと
フラッシュバックもままならなくなるでそ(要塞あれば別だがそれでも速度落ちるのはキツイ
Rockみたいな中速コンだと多分Hymnの方が確実
名誉回復以外なら教主+思考囲いでいいんじゃね?
証人でセラピー回収からFBまで繋げると宇宙が見えますけど。
セラピー採用なら《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》再考の余地もありな感じです。
囲いを減らす考えは有りませんでした…意外といけるもんなんですかね。
メインに囲い4枚だと初手1枚位が期待値
序盤~中盤にボブで引いてしまったら打つしかなくなるし・・・
それだけで3点
1T打ってたら計5点フェッチ2枚起動してるとしたら7点・・・
見えてるハンデス程弱いものはないのですYO
俺的理想展開 1T独楽→ボブ→アップキープ独楽起動→土地めくれてHymn or 囲い→ボブアタック
囲いは序盤ばかりが能ではないのですw