カウンターバーンについて
2011年10月13日 MTG【レガシー】 コメント (6)いや、なんでこんな事を書こうと思ったのかというと、
こないだサーキット終了後ふみさんと少しCBについて話をしたので。
カウンターバーンなんて3年ぐらい組んでない私のゴミのような意見であり、かつカウンターバーンという残念ながらニッチな(でも個人的には非常に好きな)アーキタイプの記事なんて書く意味があるのかわかりませんが、もし良いインスピレーションを得られたのであれば…今後構築を進める可能性もあります。
まず個人的な考えですが、カウンターバーンというデッキを組む以上、
①カウンターという1-1交換
②生物と火力の1-1、時に1-2交換
③本体を削る為に発生する手札のディスアドバンテージ
という3つの概念を意識して構築する必要があると思います。
無論、①に関しては環境に合致した効率的なカウンターの選定が必要として、
②については生物を確実に倒せる白や黒、
③についてはディスアドなく本体を責める事の出来る緑
をタッチする事で、タイトさは緩和されるでしょう。
しかしながら、基本的にこのカラーパターンを意識する以上、最も致命的なのは③であると考えます。
では、これを解消するためにどういった手立てを取ることが出来るでしょうか。
最初に思いつくのはやはり《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の4枚投入です。
お手軽アドバンテージであり、出てしまえば③を忘れて①と②に集中していればあとは勝手に勝利がついてきます。アドバンテージ・エンジンのおまけとして「勝利」とは随分と高価なオマケです。
しかし、このカラーパターンに於いてJaceTMSは決して良い選択であるとは思いません。
何せPWというもの自体想像以上に壊れやすく、戦線を固められるBantや石鍛冶、バウンス3回が勝利に直結するBUGに比べ、赤青という基調におけるジェイスは極めて脆弱で、信頼のおけるエンジンとは呼べません。
では、ジェイスを超えるネクロエンジンが存在しないレガシー環境において、それを選択する事を許されない赤青が取りうる手段とはなんでしょうか。
その答えは、「細やかなアドバンテージを全員で稼ぐ」という所に帰着するのではないでしょうか。
僕は、一時期のスタンダードを支配した「ジャンド」は極めて「ネクロ」なデッキ…とはいえ特定の強力なエンジンを中心に1-1交換を繰り返すのではなく、デッキのほぼすべてのカードが1-2交換という仕組みによって「ネクロ」不在で成立する「ネクロデッキ」…だと考えているからです。
これと同じ手法を赤青で考えた時、真に輝くのがイニストラードの刺客、《Snapcaster Mage》でしょう。
彼はデッキ内部の効率的なスペルを墓地から複製する事により、クロックの補充と1-1交換(除去やカウンター、キャントリップ)という1-2変換を可能にします。
とはいえこれだけでは不十分なので、あとは相手のハンドを腐らせるという疑似アドバンテージや、キルターンを早める事による「必要アドバンテージ数」を減らす事で対応する必要があります。
そんなことを考えた結果、自分なりのカウンターバーンはこういう形になりました。
4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
3《対抗呪文/Counterspell》
4《Force of Will》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
2《撤廃/Repeal》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《変わり谷/Mutavault》
4《Volcanic Island》
2《激浪の研究室/Riptide Laboratory》
5《島/Island》
1《山/Mountain》
SB
4《外科的摘出/Surgical Extraction》
4《水没/Submerge》
3《血染めの月/Blood Moon》
1《撤廃/Repeal》
3《炎渦竜巻/Firespout》
ぶっちゃけ本気で作ろうとしたらUW Stoneforgeタッチ赤アジャニ&REBになったのは言うまでもない。
こないだサーキット終了後ふみさんと少しCBについて話をしたので。
カウンターバーンなんて3年ぐらい組んでない私のゴミのような意見であり、かつカウンターバーンという残念ながらニッチな(でも個人的には非常に好きな)アーキタイプの記事なんて書く意味があるのかわかりませんが、もし良いインスピレーションを得られたのであれば…今後構築を進める可能性もあります。
まず個人的な考えですが、カウンターバーンというデッキを組む以上、
①カウンターという1-1交換
②生物と火力の1-1、時に1-2交換
③本体を削る為に発生する手札のディスアドバンテージ
という3つの概念を意識して構築する必要があると思います。
無論、①に関しては環境に合致した効率的なカウンターの選定が必要として、
②については生物を確実に倒せる白や黒、
③についてはディスアドなく本体を責める事の出来る緑
をタッチする事で、タイトさは緩和されるでしょう。
しかしながら、基本的にこのカラーパターンを意識する以上、最も致命的なのは③であると考えます。
では、これを解消するためにどういった手立てを取ることが出来るでしょうか。
最初に思いつくのはやはり《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》の4枚投入です。
お手軽アドバンテージであり、出てしまえば③を忘れて①と②に集中していればあとは勝手に勝利がついてきます。アドバンテージ・エンジンのおまけとして「勝利」とは随分と高価なオマケです。
しかし、このカラーパターンに於いてJaceTMSは決して良い選択であるとは思いません。
何せPWというもの自体想像以上に壊れやすく、戦線を固められるBantや石鍛冶、バウンス3回が勝利に直結するBUGに比べ、赤青という基調におけるジェイスは極めて脆弱で、信頼のおけるエンジンとは呼べません。
では、ジェイスを超えるネクロエンジンが存在しないレガシー環境において、それを選択する事を許されない赤青が取りうる手段とはなんでしょうか。
その答えは、「細やかなアドバンテージを全員で稼ぐ」という所に帰着するのではないでしょうか。
僕は、一時期のスタンダードを支配した「ジャンド」は極めて「ネクロ」なデッキ…とはいえ特定の強力なエンジンを中心に1-1交換を繰り返すのではなく、デッキのほぼすべてのカードが1-2交換という仕組みによって「ネクロ」不在で成立する「ネクロデッキ」…だと考えているからです。
これと同じ手法を赤青で考えた時、真に輝くのがイニストラードの刺客、《Snapcaster Mage》でしょう。
彼はデッキ内部の効率的なスペルを墓地から複製する事により、クロックの補充と1-1交換(除去やカウンター、キャントリップ)という1-2変換を可能にします。
とはいえこれだけでは不十分なので、あとは相手のハンドを腐らせるという疑似アドバンテージや、キルターンを早める事による「必要アドバンテージ数」を減らす事で対応する必要があります。
そんなことを考えた結果、自分なりのカウンターバーンはこういう形になりました。
4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
3《対抗呪文/Counterspell》
4《Force of Will》
4《稲妻/Lightning Bolt》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
2《撤廃/Repeal》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
4《変わり谷/Mutavault》
4《Volcanic Island》
2《激浪の研究室/Riptide Laboratory》
5《島/Island》
1《山/Mountain》
SB
4《外科的摘出/Surgical Extraction》
4《水没/Submerge》
3《血染めの月/Blood Moon》
1《撤廃/Repeal》
3《炎渦竜巻/Firespout》
ぶっちゃけ本気で作ろうとしたらUW Stoneforgeタッチ赤アジャニ&REBになったのは言うまでもない。
コメント
あと、ラボと枷は相性悪いと思うぞ
青い確定除去=送還か蒸気の連鎖入れますか
まぁVolcaは3でも回るから、枷は土地構成次第
置物減らせば、蒸気の連鎖は全然アリやね。
無色ランド6枚入った2色だと、思いのほか島カウントは伸びないと思ったため気になりました。
>All
枷についてのコメントばっかなのでまとめて。
別にこれでタルモ先生やら騎士様をパクる気なんて毛頭なくて(それはサイドの水没4で分かる通り)、
とにかく1枚で石鍛冶デッキを完封できる事、こっちの生物を全部処理出来るラバマンを味方に付ける事が出来る事、そしれそれらは島1枚で奪えるという事
に注目してみました。
確定除去じゃないけど切断も検討の余地あり