久々にどっしりと腰を落ち着けてレガシー構築してみようと思い立ち、
残業規制スレスレ故の強制定時退社を有効活用してみた。
まずは前回のJundの続編から。
BBを濃くしてHymnを採用し、「未力線」の内にSneakを倒す形
若しくは
どっしりとマナを伸ばし、P-Fireによる掃討からGoyfで勝つ形
メタによってどちらかの武器を構えておく必要がある。
ただ、どちらを選ぶにせよマナ基盤は脆弱。
何度も言ってきたことだけど、妨害のBB、生物のG、除去のBGRと
何から何まで散っているのはマズい。
稲妻よりもDismember、DecayよりもDreadboreを使う等の工夫である程度は
解消されそうだけど…
散らす程度なら後者はアリだと思う。
とかいいながら解体。
お次は取り敢えず何故かfoilで組めるRUG Delver。
久々に使うとやっぱり手の付けようがない程強いデッキ。
先手だとあらゆるマッチで有利が着く。
とは言え、マングースで越えられない生物と除去の嵐というペアは苦手で、
Jund,Junk(Goyf入り)とのマッチアップは非常にやりづらい。
逆に打点の細いDeadguyなんかはお客様。
そのDeadguy(本職)はというと…回していて違和感しかない。
軽いのに動きが野暮ったい、マナ基盤しっかりしているのに詰まる、
除去単モードがあるのに殴り負ける…等々。
よくこんなデッキで7-2したなと思う程。
ふと考えてみると当然の事で、
・goyf相手にSoulsしか引かない
・Delver連打相手に死儀礼連打
・Mongooseを見つめて握りつぶすDecay2枚
…とまぁ、方向性がとっ散らかってるから弱い訳で。
いつぞや自分自身で「弱いデッキ」と断じた"勝利までの道筋がないデッキ"になっていた。
Mongoose相手に死儀礼要るしー
石鍛冶相手に衰微必要だしー
コントロール相手にSouls要るしー
アグロ相手に石鍛冶強いしー
SnT戦はLilianaが全てだしー
これが実際回すと
Mongoose相手に衰微握って乙
石鍛冶相手にSouls出して十手で焼け野原
アグロ相手にLilianaで布告「マナクリ落とします^^」
7/7飛行絆魂相手に石鍛冶バターで応戦だ!
となる。まぁ、なる。
ということで次は強いデッキ使います。
手持ち(foil)でスッと組めるのは
・殴り値のある妨害の塊:Maverick(洞窟足りず)
・釣るだけ:Reanimator
・吸うだけ:ANT(Infernal足りず)
・弾いて殴るだけ:Canadian
・瞬唱が強いだけ:Esper Blade(jace足りず)
ぐらいか。
特にMaverickは構築次第でまた復権できそう。
Loxodon Smiter、Mirron Crusaderあたりを使いたいな。
スタンは折角組んだ赤単も使ってあげようか…
メイン火山の力4はいいとして、《石大工/Stonewright》《グリセルブランドの猟犬/Hound of Griselbrand》44は気狂ってる疑惑
コメント
欲しい時に欲しいカードが引けないと弱い、という点に強く同意します。
ただ、今は黒と白に強いカードが多いのも事実で、結果として青足したEsperが環境に多いのがその証左かと。
自分はそこに緑まで足して使ってますが、やはり相手によって違うメタカードを引けない時の「これじゃない」感は良く味わってます。
例えば、Jund相手にタルモだのKotRだの固め引きした時は無双なんですけど、罰する火が動き始めてから未練連続ドローとか、泣きそうになりますね。
Jace Midrangeに対しては、除去を掻い潜ってライフを詰める戦いになる為
「3/2速攻」こそが強いので構わないのですが、それ以外のマッチに於いては、
「マウントを取る」ことすら出来ないのではないかと感じています。
1枚のForked BoltでMaverickやStonebladeは沈みませんし、IoKでSNTを倒すことも出来ないので。
低マナ域をしっかりと積む構築の方が僕自身好みなのですが、
「囲い・タルモ・血編みから稲妻!」と言う方が隙のない動きに見える一方で
「土地おいてエンド、P-Fire,P-Fire,P-Fire…
タルモ出しますStPされますP-Fire,P-Fire…」
「沼エンド、hymn、囲い…さっさとトップゲーにしようぜ」
でも実は勝ててるんじゃないの?という疑問がある訳で。
「綺麗な立ち上がり至上主義者」の自分にはなかなかこの殻を破れそうにありません。
>4surさん
Esperは青白の遅さ=コンボ耐性の低下をハンデスで補ったものという認識なので、「白黒+青」とは少し違うかなとは思ってはいますが、
まさに青の強さ=Brainstormの強さとは「欲しい時に欲しい物を手に入れる」、ひいては「60枚の中から必要な勝ち筋を強引に描ける」所にあると思います。
ScMも「必要牌だけ倍」という現象を作るという意味で、同じ強みがありますね。
今後Esperを組むとしたら、BrainstormとScMだけをタッチしたDeadguyになるかもな、と思っているくらいです。
Gbwの場合、Gの部分に「高打点ビート」という一本の筋が通っているので、
補色としてのb/wの強みが際立つのですが、BWgだと「石鍛冶…ハンデス…除去…終末耐性…」とフワフワしてしまいます。
「あれもこれも3色」は"器用貧乏"ですらなくただの"右往左往"なんでしょうね。