上司と飲みに行く→終電→「明日休んでいいっすかねwww」→「仕事はオンスケなんだろ?ならいいよ、1日ぐらい休んでも。」



神ホワイト企業。

夜更かしリミッターが外れたのを良い事に、先日のモダンコロシアムで使ったデッキの解説。


堀江さんの「デッキ解説は勝利者の権利」という言葉に触発された。

でも僕は「勝利者の義務」だと思っています。
未成熟なフォーマットでこそ、デッキ解説や構築理論が必要。







先ずはレシピ。


生物 18
4《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
2《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4《未練ある魂/Lingering Souls》

スペル 12
4《突然の衰微/Abrupt Decay》
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》

PW 6
4《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》

土地24
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《樹上の村/Treetop Village》
4《地盤の際/Tectonic Edge》
2《草むした墓/Overgrown Tomb》
1《寺院の庭/Temple Garden》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
2《沼/Swamp》
1《森/Forest》
1《平地/Plains》



①生物編

《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》

4投以外の選択肢は存在しない。
マナ加速、火力、ライフゲインが出来る1マナ1/2の投入を躊躇う理由はどこにある?
比較的弱いライフゲイン能力が、このデッキに於いては非常に重要。
言うまでもなく、腹心&囲いによるライフロスを補填し、得意とするミッド・ゲームに持ち込んでくれる。


《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

同上。
2マナ4/5,5/6よりも優先されるクロックは現状モダンに存在しない。


《闇の腹心/Dark Confidant》

親和や赤単相手にはライフロスが厳しいものの、同系~低速相手には勝負を決める1枚。
これが初手に来るとほぼキープになる都合上、3色というピーキーなデッキのマリガン基準を緩和してくれる。
ライフが厳しいなら補う方法を考えてでも使う。それだけの価値がある。


《未練ある魂/Lingering Souls》

同型やトリコフラッシュを意識して搭載した空のクロック。
親和の《信号の邪魔者/Signal Pest》や《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》相手に貴重な相打ち要員をばら撒いてくれるのも良い。

サイド後は目の敵にされやすいので、何枚残すかは難しい所。


《漁る軟泥/Scavenging Ooze》

追加のタルモゴイフ。
未練採用型であればあまり必要性を感じない1枚ではあった。
次に出る時は他の何かに変えるだろう。




②スペル

《思考囲い/Thoughtseize》

最強のハンデスだが、モダンはレガシーよりもライフが重要であり、デメリットが馬鹿にならない。

固め引くと辛いので、《審問》と散らすのが良い。
(レガシーに於いて最も《囲い》たいカードの類である2T殴打頭蓋、ジェイス、騙し討ちはモダンに存在しない)



《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》

4マナ以上の脅威は4ターン目以降に処理すれば良い。
その時間帯はBGWが最も得意とする戦場である。

《囲い》のデメリットの裏返しで採用する価値のあるカード。

今回は4-2にしたが次回から3-3にする予定。



《突然の衰微/Abrupt Decay》

3でもいいかと思いつつ、親和相手に確実に《頭蓋囲い/Cranial Plating》を破壊したいので4投。
双子コンボに確実に刺さるのが利点だが、《呪文滑り/Spellskite》には要注意。


《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》

衰微で対処出来ないカード、つまり《修復の天使/Restoration Angel》やPW、バラマキ系を意識して搭載。

引けないと辛いマッチアップもあるので、最大3まで搭載可能と思う。




③PW
《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

モダン最強の支配力を持つPW。
厄介な《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》を潰す係ではあるが、フラッシュ系相手には稼働し始めれば勝ちと言っても過言ではないパワーカード。
無論4投。

横並びのトークンデッキや復活の声4投のPOD相手には後手の場合は抜く。
先手はT2からのハメ要因として残す。



《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》

対コントロールでもう1種場持ちが良くて制圧力の高いカードが欲しかったので採用。
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》との相性では両面ガラクが勝るが、《未練ある魂/Lingering Souls》ならば初代が圧倒的勝利。

踏み荒らし能力でのone shotは、決め手に欠けるBGWに於いてとても貴重で頼れる必殺技。



④土地

8フェッチ

死儀礼を動かす為の最低限の数。


《樹上の村/Treetop Village》

間違いなく今回のMVP。
使ってみて分かる化け物じみた強さ。
同型やフラッシュ相手の場合、これを何枚引けるかにかかっている。
タップインはイマイチだが、必要悪の4枚。


《地盤の際/Tectonic Edge》

3色デッキの事故要因。
だが、ミシュラランドに触りづらい構成の場合は4枚必須の必要悪その2。
本当にミシュランを潰したいだけなら、親和のように土地2~3枚でストップしてくる相手にも効く《幽霊街/Ghost Quarter》でもよい。





・サイドボード

出場時は以下の通り。

4《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
3《石のような静寂/Stony Silence》
2《忍び寄る腐食/Creeping Corrosion》
2《見栄え損ない/Disfigure》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
1《外科的摘出/Surgical Extraction》



明確なサイド構築ミス。

上の4種類は正解だが、《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》は不要。

Living Endに効かないこともそうだし、POD相手は通常のビートプランでも対処出来る単体確定除去(PTE等)の方がinしたい。


また、横並びに極めて弱いデッキなので、《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm》や《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》は必須。


墓地対策は減らして面展開を捌けるものに変えれば概ねサイドボードは正しい姿になる筈。

コメント

浜虎
2013年12月25日7:19

入賞おめでとうございます^ ^似たようなイメージで進めてたので、参考にさせて頂きます!初代ガラクイイですね!

「勝利者の義務」というお言葉に甘えて、質問良いでしょうか?
メインPTEは不要ですか?天使、キッチン、WCE、Voiceなど。除去2種から1枚づつ削って2枚くらい。特に天使を向こうに回すときは、こちらが殴る側になってそうなこともあり、テンポの差はかなり大きいと思うのですが。
少し前のモダンの感覚だと、パルスってパルスだけの対象少なくて、あまりいいイメージないんですよね^^; ないとキツいマッチはトリコ、ポッドあたりでしょうか?

りょーちん@Brion
2013年12月25日12:30

>浜虎さん
ありがとうございます!是非このデッキ使ってみて、改善点等あれば教えてもらえると助かります。

PtEは実は物凄く悩ましいところだったりします。
仰る通り、天使構えの所に気兼ねなく殴りに行ける&相手のミシュラランドに対処出来るよう、インスタント除去を2枚程差したいと思っているところです。
抜くなら衰微かOozeでしょうか。

Dismemberもペイライフの辛さに目を瞑ればT1のマナクリに対処出来るという魅力があり、総合的にはこちらの方が丸いとは思うのですが、WcEのことを考えるとPtEの方が「他に出来ない事をしてくれるカード」ではあります。
相手に土地を与えるのは特にPOD戦でリスキーな行為ですが、Edgeとの相互作用で少しは許容出来るものになるかな?とも思いますし。

Pulseはもっさりしていますが必要悪かな、と。殻を割れるカードが他にないんですよね。

浜虎
2013年12月27日0:14

レスポンスありがとうございます!僕は全然実戦のデータありませんので、これから勉強していきます!

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索