Naya Monstersを考える
2015年2月16日 MTG【スタン】Monstersというデッキがある。
Theros登場後に現れた、準・マナランプ系の「デカブツビート・デッキ」を指す呼称として今や一般的になっているが、その語源は
・世界を食らうもの、ポルクラノス
・嵐息吹のドラゴン
という２種類の神話的「怪物」にあることは言うまでもない。
《ドムリ・ラーデ/Domri Rade》という強力な《怪物アリーナ》を有し、一時はTier1への階段に足をかけたそのデッキも、並み居る黒単信心の除去戦略、エルズペスというキラーカードの存在を拭うことが出来ず、気づけば赤緑系ミッドレンジの代表格を「ジャンド・ウォーカーズ」に譲ることとなった。
そして時は少し流れ、問題児・タルキール覇王譚の登場により、モンスターズは更なる進化を遂げ…きれなかった。
凶暴な拳刃や「獰猛」システムを手に入れ、大幅に強化されたはずの「デカブツ戦略」。
しかしそれは、一回り軽い3/3と、ライフレースを無効化する動物園の裏切り者と、そして優秀な除去を有する王者のデッキ、即ちアブザン・ミッドレンジの陰に隠れ忘れ去られて行った。
そして今。
…
ティムールの隆盛コンボの話になると思った？ねえ思った？
残念！ナヤちゃんでした（激寒殺意不可避兄貴）
ということでナヤです（ゴリ押し）
なんでナヤなのかというと、赤緑怪物デッキをシコシコとまわし（意味深）ている内に、どうしても欲しくなるのが強力な除去と、生物を守るカウンター。
ティムールの利点は、
・凶暴な拳刃という3マナ4/4
・期待の新人2マナ4/1、霜歩き
という２種の存在により、《火口の爪》がGRの数倍は強く運用できるということ。
そして、守りのかなめというかテンポの化身、《頑固な否認》。
そんなわけで最初はティムール信者だったのですが、よくよく考えるとこれらのやりたいことを2/3ぐらい１枚で実現してくれる便利なカードがある訳で。
そう、通称白チャーム、時に否認、時に流刑の優れものだ。
だがこれだけではまだ足りない。愛するティムールを捨てる理由には少し足りない。
他に何か白を足す意味があるだろうか、いや、ない（反語）
・静翼のグリフ
・異端の輝き
ああもうこれナヤでいいよ。ティムールの上位互換。霜歩きとか何気ないアブザンチャーム（強化）で儚く溶けて、どうぞ（詩人）
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